テレビジョン学会技術報告
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接地導体板の大きさがサイト減衰量に及ぼす影響について
岩重 二郎尹 光烈金 基采
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1995 年 19 巻 64 号 p. 79-86

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抄録

妨害電磁波の測定場(オープンサイト)の広さについて, 方形接地導体板上の送受信アンテナが相互に影響を受けない場合, 接地導体板の大きさが正規化サイト減衰量(NSA)に及ぼす影響をGTDを用いて幾何光学的に検討している.計算は, 測定距離(d)が3mと10mの水平, 垂直偏波について行なった.その結果, 水平偏波の場合は, CISPRで定めている程度の大きさの方形接地板(√<3>d×2d)でも接地板のエッジの影響は小さいが, 垂直偏波では方形接地板の幅, 長さとも測定距離の数倍にしなければエッジによる影響が1dB以下にはならないことが分かった.

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© 1995 一般社団法人映像情報メディア学会
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