テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
3次元空間情報の光線パラメータ表現
藤井 俊彰木本 伊彦谷本 正幸
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1995 年 19 巻 73 号 p. 13-18

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抄録

多眼画像や全周画像は高い冗長性をもつ。しかし、その冗長性と、物体の形状や表面の性質との関係についてはよく分かっていない。本稿では、これらの間の関係を解明すべく、両者の間に光線群という新たな表現形式を導入し、物体、光線群、画像の3つの間の関係について基礎的な検討を行った。まず最初に、離散化された光線群により空間情報を表現し、その光線を表現するために便利なパラメータ表現を導入した。さらに、物体から光線群の発生する過程、および光線群の観測である撮影過程についてのモデル化を行い、物体、光線群、撮影された画像の3つの相互関係について、光線のパラメータ表現の観点から検討した。その結果、光線群データの冗長性の解明が本質的な課題であることが分かった。

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© 1995 一般社団法人映像情報メディア学会
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