テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
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電子化辞書を記憶内容とした連想回路による意味の脱曖昧化
村上 明伸平井 有三
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1996 年 20 巻 39 号 p. 129-136

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抄録

辞書を用いた言葉の意味の脱曖昧化は、各見出し語と連合した複数の語義の中から一つを選択するととである。電子化辞書の各見出し語と語義をノ一ドとする連想記憶回路を構成し、連想基準表から選んだ意味的関連語の意味の脱曖昧化に関する実験を行なった。その結果、ランダムに意味の組合せを選択した場合の正答率が約20%であるのに対して、70%以上の確率で正しい意味の組合せが検出できることが分かった。

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© 1996 一般社団法人映像情報メディア学会
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