植草学園大学研究紀要
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植草学園大学研究紀要
友人に対する価値観と葛藤解決効力感が 学習効果に及ぼす影響
動機づけ調整方略を媒介とした影響過程の検討
金子 功一, 金子 智栄子
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2021 年 13 巻 p. 17-25

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抄録

本研究では,友人に対する価値観と友人との葛藤解決効力感が,動機づけ調整方略の各下位尺度を媒介して,学習効果の指標である感情的エンゲージメントと学習の持続性の欠如に及ぼす影響過程について検討した。調査対象者は大学生479 名(男性:194 名; 女性:285 名)であった。構造方程式モデリングによるパス解析を行ったところ,友人に対する価値観は,動機づけ調整方略の下位尺度を媒介して,学習効果に有意な影響を及ぼしていた。また,友人に対する価値観は,葛藤解決効力感を媒介し,感情的エンゲージメントに正の影響,学習の持続性の欠如に負の影響を及ぼすことが示された。特に,動機づけ調整方略の価値づけ方略は,学習効果の各要因に影響を及ぼしており,学習に自分自身や目標のためとして意義を見いだすことが最も重要であることが示された。

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