日本うつ病リワーク協会誌
Online ISSN : 2435-1547
実践報告
発達障害の就労や復職を支援する当院の取り組み
―2ステップの集団療法で個々のリカバリーを目指す―
根本 雅子端 こず恵會田 友里佳鈴木 惠子松田 由美江林 果林小山 文彦桂川 修一
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2023 年 2 巻 p. 32-37

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抄録

発達障害者への援助は社会的な課題の一つであり,医療,福祉,教育,就労の各分野での支援充実と相互連携が求められている.当院では2007年よりリワークプログラムを実践してきたが,約10年前から発達障害者が増加傾向にあり,その障害に特化したプログラムが必要となってきた.一方,外来においても精神疾患やひきこもりの背景に発達障害の存在を疑う事例は増加傾向にあり,その多くが社会生活上の困難を抱えている.そこで我々は2019年より発達障害者向けのプログラムとして外来にIMR(Illness Management and Recovery)技法を用いた集団精神療法,リワーク内に社会技能訓練を取り入れ,医療機関に通院中の発達障害者を段階的に就労や復職へと導く支援に取り組んでいる.

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© 2023 一般社団法人日本うつ病リワーク協会
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