本研究では、ボイスチェンジャーを用いてVtuberが学内のお知らせを発信する試みを行い、その効果を検証しました。従来、学生の学内お知らせに対する関心は低かったものの、Vtuberを用いることでお知らせの確認率や学生の関心がどの程度向上するかを調査しました。また、Vtuberを通じて学生に新たな興味を喚起し、エンターテイメント性のある発信がどのような影響を与えるかも分析しました。結果として、学生の関心度やお知らせの確認頻度に有意な変化が見られたため、今後の学内コミュニケーション方法の改善点と、Vtuber技術のさらなる活用可能性について議論します。