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植生学会誌
Vol. 20 (2003) No. 1 p. 17-30

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http://doi.org/10.15031/vegsci.20.17

原著論文

広島県の江田島の山火事跡地において,5個の永久方形区の種組成の変化を20年間に渡って調査した.山火事跡地の2次遷移は,残存種による再生からはじまり,初年度の1年草の侵入とその後の消滅,新たな木本種の侵入という過程であった.亜高木層の発達は萌芽再生した広葉樹を中心としていたが,18年後には高木層ではアカマツの優占状態を生じた.山火事跡地でのアカマツ林の再生を実際に確認することに成功し,従来の比較年代から推定されていた遷移系列を永久方形区の経年調査により実証した.

Copyright © 2003 植生学会

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