抄録
中・高齢犬のような歯磨きに不慣れな犬には、細やかなブラシ動作は難しいため、歯磨き工程の簡略化が必要である。先行研究において、中・高齢犬の飼い主にとって使いやすいと思われる新型犬用歯ブラシを提案することができた。そこで、今回は顎模型に塗布した人口プラークを用いて、その除去効果とストローク数、ブラッシング時間を新型犬用歯ブラシと市販犬用歯ブラシにおいて比較検討した。その結果、新型犬用歯ブラシの方がストローク数、ブラッシング時間の減少傾向が見られたため、歯磨き工程の簡略化が期待出きた。よって新型犬用歯ブラシは、中・高齢犬の飼い主が、歯磨きの導入として使用できるのではないかと考えられる。