Veterinary Nursing
Online ISSN : 2435-5011
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訪問動物看護の普及状況と今後の課題
三井 香奈 秋葉 菜々松尾 燎
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ジャーナル オープンアクセス

2026 年 31 巻 1 号 p. N1-N4

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抄録
近年、ペットと飼い主の高齢化に伴い訪問動物看護(以下、訪問看護とする)の需要が増してきているが、訪問看護を行っている動物病院の実態が明らかになっていない。 そこで本研究では、アンケートを用いて全国の動物看護師を対象として訪問看護に関する質問紙調査を実施した。そして、訪問看護の経験の有無で⽐較することで、その実態と課題を明らかにした。その結果、訪問看護を行っている動物看護師は1割ということが明らかになった。 訪問看護を経験する機会に恵まれないことが⾃信のなさの要因となり、経験の有無で相違が認められた。また、訪問看護歴の差では、設問の回答率に相違を認めなかった。そして、訪問看護を行っていない理由として、人手不足や時間不足が過半数を占めていた。 今後は、訪問看護を利用する飼い主のニーズも増えると考えられるため、訪問看護を行わない理由として挙がった人手不足や時間不足を改善するためのさらなる調査が必要である。
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© 2026 日本動物看護学会
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