敬心・研究ジャーナル
Online ISSN : 2434-1223
Print ISSN : 2432-6240
日本のヤングケアラー研究の動向と到達点
河本 秀樹
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2020 年 4 巻 1 号 p. 45-53

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抄録

目的

ヤングケアラー研究の先行研究を要約表にまとめ、現在までの研究状況と到達点を明らかにすること。

方法

データベース検索を基に文献を抽出し、内容検討、文献統合を行い、論文執筆した。

結果

日本のヤングケアラー研究は、未着手で解明されていないことが多い。現在は、家族介護者支援の必要性、専門職への周知、存在率、法的支援、具体的な支援方法の研究、調査が行われている。

結論

イギリスの研究に遅れ、日本でヤングケアラー研究がはじまった。ヤングケアラーには、子どもらしい生活ができない、年齢相応のキャリアを積むことの困難などがある。文献調査からヤングケアラーを広く社会に知ってもらうことの必要性、家族介護者支援の必要性が提示された。

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© 2020 学校法人 敬心学園 職業教育研究開発センター
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