2024 年 8 巻 2 号 p. 13-21
促通を用いて即座に身体を動かしやすくするなどの効果(即時効果)を実感することができる運動プログラムは1997年に開発された。本研究の目的はその運動プログラムの効果を検証することであり、2024年11月の A 大学学園祭においての実践報告である。対象者は A 大学学園祭肩こり改善講座参加者であり、企画アンケートに回答のあった男性17名、女性16名であった。以下のアンケートに回答してもらった。「①来年同様の企画が開催された場合参加したいか」については、93.3%が「ぜひ来たい」、「②肩こりに悩んでいたか」については、重度の肩こり:57.6%、少し:33.3%、「③当企画で肩こりは改善されたか」については、大幅に改善された:45.5%、少しは改善された:48.5%であり、自由記述では肯定的内容がほとんどであった。