ビタミン
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公民連携による母子保健での葉酸摂取啓発施策「ひらつかはぐくみ葉酸プロジェクト」活動報告
蒲原 聖可萩尾 みゆき磯部 達男竹埜 格子古畑 真希子三浦 真弓大内 康子佐草 牧恵木原 雅子冨山 美穂子平沢 綾菜寺崎 美子関 浩道
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 94 巻 9 号 p. 497-502

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抄録

【目的】妊娠・出産・産後のアウトカム改善のための公民連携による葉酸啓発プロジェクトの構築と推進
【方法】平塚市の妊産婦を対象に、葉酸サプリメントの摂取状況の調査を行った。平塚市健康課とDHCは、公民連携による課題解決に向けた施策を協議した。
【結果】調査の結果、妊娠中の葉酸サプリメントの利用率は28.3%であった。そこで、健康課では、2018年10月1日、「ひらつかはぐくみ葉酸プロジェクト」を開始した。
【考察・結論】最新研究では、葉酸サプリメントの摂取が、妊娠・出産アウトカムを改善することが示されている。今後、プレコンセプションケアとしてプロジェクトを推進する。

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© 2020 日本ビタミン学会

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