水稲作において匍匐茎を伸長させて本田内に侵入したアゼガヤに対するシハロホップブチル乳剤(以下CB剤)の処理薬量,処理時期が生育に及ぼす影響を調査した。アゼガヤ出穂前のCB剤の300~900 g a.i./ha処理では,処理薬量の増加とともに防除効果が向上し,900 g a.i./ha処理で本種の生育および出穂を強く抑制し,処理55~63日後の草高は無処理区比14~28%,穂数は0~1%であった。同薬量による効果は処理時期によって変動し,出穂前処理の効果が最も高く,出穂を抑制したのに対し,出穂始期以降の処理では効果が低下し,出穂盛期の処理では穂数は無処理と同程度であった。