Webインテリジェンスとインタラクション研究会 予稿集
Online ISSN : 2758-2922
第1回研究会
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セッション7:ライフログ
過去に蓄積した情報を呼び起こすシステムに関する一検討
米島 まどか松村 敦宇陀 則彦
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p. 84-85

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抄録

覚えていたが忘れてしまった事象や明確に認識していなかった事象に改めて気づくことは,意識上に顕在化していない情報の意識化と呼ばれる.本研究の目的は顕在化していない情報の意識化が人間にどのような影響を与えるかを明らかにした上で,システムによりその支援を行うことにある.本研究では意識化の手がかりとしてライフログに着目し,過去に蓄積した情報を呼び起こすために,複数のWebサービスに蓄積された情報を一元的に収集し,提示するシステムを開発している.今後,感情などユーザの内的側面に着目した実験を行うことでより適切な情報提示方法について検討する予定である.

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2012 この論文のすべての権利と著作権は著者に帰属します。
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