主催: Webインテリジェンスとインタラクション研究会
会議名: WI2研究会
回次: 10
開催地: 京都大学百周年時計台記念館
開催日: 2017/07/07 - 2017/07/08
p. 21-22
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及により,新聞社はSNS上でニュースを配信するようになった.そのため,SNS上で記事を紹介する投稿について,記者は端的に記事の要約をするだけでなく,より多くの読者に記事をSNSの読者に届けるために記事要約の工夫を行う必要に迫られている.しかし,従来の記事要約は文意を保ちながら記事を短くするものであり,記者の届ける工夫は考慮されていない.そこで,本研究では,朝日新聞社のニュースサイトの記事と,その対となるツイートを比較することで,記者の届ける工夫を明らかにした.その結果,説明文には,ニュース記事を最小限に説明した部分と読者の目を引く表現部分があることが明らかになった