Webインテリジェンスとインタラクション研究会 予稿集
Online ISSN : 2758-2922
第13回研究会
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セッション3:言語処理・テキストマイニング(1)
Graph Convolutionにより構文構造を加味したGANによる文章生成手法の提案
澤崎 夏希遠藤 聡志當間 愛晃山田 孝治赤嶺 有平
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p. 39-44

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抄録

現在ディープラーニングの発展により様々な問題が解決されているが,その問題の多くは十分なデータ量が確保されており,少量学習データでの問題解決は依然として課題となっている.データ量が少ない場合の対策として,データを増加させるかさ増し手法が用いられる.特に画像分野においてはGenerative Adversarial Network:GANを用いた高精度な画像生成手法が注目されている.自然言語の分野においても,GANを応用し文章を生成する試みが広く行われているが,十分な精度の文章生成を行うのは難しい.原因の一つとして,自然言語生成に用いられるGANでは,多くの場合構文構造は加味されていないことがあげられる.そこで,本論文ではグラフ構造を畳み込むGraph Convolutionを用いて,構文構造を加味した上で文章生成を行う手法を提案する.

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2018 この論文のすべての権利と著作権は著者に帰属します。
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