主催: Webインテリジェンスとインタラクション研究会
会議名: WI2研究会
回次: 8
開催地: 鹿児島県市町村自治会館
開催日: 2016/06/04 - 2016/06/05
p. 29-30
不動産情報サイトに掲載されている情報の中でも,物件画像は物件選びの判断材料として非常に重視されている.しかし,どのような画像を掲載するかは,物件を取り扱う不動産会社に委ねられており,画像の種類や品質,多様性には大きなばらつきがある.本稿では,「HOME'Sデータセット」に含まれる物件画像データを対象として,深層学習の一種であるconvolutional neural network (CNN)を適用する試みを紹介する.キッチンや居間,トイレといった画像の種類や,住まいの利便性や雰囲気などをCNNによって学習,判別させることで,ユーザに新たなサービス価値を提供できる可能性を示唆する結果が得られている.