主催: Webインテリジェンスとインタラクション研究会
会議名: WI2研究会
回次: 9
開催地: 株式会社リクルートホールディングス 本社
開催日: 2016/12/02 - 2016/12/03
p. 43-48
小説の読書再開時に,前回までの読書内容を忘れてしまい,読み返す場合がある.既読部分の読み返しにより内容を思い出し,スムーズに続きを読み始められる一方,本来の読書時間が削られてしまう.本稿では,読書中断地点を示すしおりの前後での単語の頻度変化に着目した既読部分からのあらすじ生成手法を提案する.具体的には,しおり以前から以後にかけての各単語の頻度の増加率を,既読部分のあらすじ生成における単語の重要度として扱う.この単語の重要度に基づいて,既読部分の各文の重要度を算出し,より重要度の高い文をあらすじとして抽出する.本稿では,あらすじ生成過程における,しおりの前後セクションの取り出し方法・基準や,あらすじ文の抽出対象範囲について,比較・検討した.また,人手でのあらすじ生成実験の結果と比較し,提案手法によって生成した既読部分のあらすじについて考察した.