画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第217回研究会講演予稿
セッションID: 04-08-03
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絵の具の実モデルを用いたペイントツールの試作
*恒次 創宮田 一乘大渕 竜太郎
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
分光測定器による絵の具の反射率の測定値結果を用いて透明水彩絵の具の混色モデルを構築を行い,無段階の混色シミュレーションの手法を提案する.これにより,従来手法では再現不可能であった特定色の絵の具の混色が実世界とは異なる結果を示す問題を解決できた.本手法では,混色の基本である減法混色の概念,Kubelka-Munk 理論,およびそれを発展させたDuncan の理論を応用している.さらに,提案した混色モデルを用いたインタラクティブな混色ツールを提案する.
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© 2005 一般社団法人 画像電子学会
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