抄録
3DモデラーのMetasequoiaと3DCGソフトウェアのMayaを使用して、フォトリアルな表情アニメーションを制作した。代表的な表情の間の変化をモーフィングで表現したアニメーションでは、顔の各部分が同じタイミングで動くため、生き生きとした人間の表情を表現することができない。そこで、Facial Action Coding System に注目した。このシステムは顔の表情動作の最小単位(アクションユニット)を組み合わせることで表情の細部を表現することができる。このシステムの考えを基に表情アニメーションを制作したので、報告する。