画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第272回研究会講演予稿
セッションID: 14-02-11
会議情報

大規模画像に対する画像分割とエッジ検出を用いた多方向SMFの評価
*横山 靖樹宮崎 敬越山 翔太山本 博章曽根 光男
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録
インパルス性雑音を検出し除去する手法のひとつとして,我々は,多方向型スイッチングメジアンフィルタ(多方向SMF)を提案した.多方向SMFは,雑音検出のためのしきい値設定を必要とする.その適切な値は,画像ごとのエッジの量に応じて異なる.この点に着目し,本稿では,多方向SMFの改良手法を提案する.本手法では,画像を分割し,場所ごとのエッジ量に応じたしきい値を設定することで画質を改善する.通常,実験ではSIDBAなどの試験画像が使われることが多い.それらの画像は,近年扱われる大規模画像と比べると,画素数が少なく被写体が古い.そこで,実用的な画像として大規模画像を使い実験を行ったので,その結果を報告する.
著者関連情報
© 2015 一般社団法人 画像電子学会
前の記事 次の記事
feedback
Top