主催: 一般社団法人画像電子学会
共催: 一般社団法人映像情報メディア学会, 一般社団法人芸術科学会, 画像情報教育研究会(CG-ARTS)
会議名: 画像電子学会第281回研究会講演予稿
回次: 281
開催地: お茶の水女子大学
開催日: 2017/03/14 -
AR(Augmented Reality)技術において,ユーザに違和感を与えない写実的な合成を行うことは非常に重要である.写実性の高い合成を行うためには,光学的整合性の実現が必要である.そのためには,現実世界の光源環境の情報を推定し反映する必要がある.本稿では,ユーザにアンケートを取ることで,ユーザが合成画像に違和感を抱く要因を解析し,効率的な手法を検討する.単眼カメラと円柱物体から投影されるキャストシャドウを用い,簡易な光源環境推定手法を提案した.提案手法で得た光源情報を用いて AR 合成画像を作成し,ユーザ評価を行った結果,提案手法が有用であることが示された.