主催: 一般社団法人画像電子学会
共催: 一般社団法人映像情報メディア学会, 一般社団法人芸術科学会, 画像情報教育研究会(CG-ARTS)
会議名: 画像電子学会第281回研究会講演予稿
回次: 281
開催地: お茶の水女子大学
開催日: 2017/03/14 -
日本では,地震や津波などのさまざまな自然災害が多く発生している.このような自然災害の対策には,被災想定区域を視覚的に把握できるハザードマップが有効である.ハザードマップとは,災害から生じる被害範囲を地図化したものである.一方,近年では犯罪や事故を扱うハザードマップも作成されているが,これらを同時に確認できるものはまだ存在しない.そこで本研究では,災害だけでなく犯罪や事故などの複数要因を考慮したハザードマップを提案する.3 つの要因を同時に可視化することができれば,居住地の探索や旅行地の選択など, よりさまざまな状況で活用可能となる.