主催: 一般社団法人画像電子学会
共催: 一般社団法人映像情報メディア学会, 一般社団法人芸術科学会, 公益財団法人画像情報教育研究会(CG-ARTS)
会議名: 画像電子学会第285回研究会講演予稿
回次: 285
開催地: 東京工科大学 蒲田キャンパス
開催日: 2018/03/16 -
木などの硬い素材を滑らかに曲げる手法として、素材にスリットパターンのカットを施すものが知られている。しかし、カットを施した素材の物理的な特性をシミュレーションすることは困難である。そのため、設計した曲面が実際に制作可能かどうかを判定することが難しい。そこで本研究では、カットを施した素材を曲げることで得られる曲面の形状に着目し、曲面設計を行う手法を提案した。本研究では、事前にスリットパターンのカットを施した単純な構造を用意し、制作可能な曲面形状を計測する。これにより、スリットパターンのカットを利用した、滑らかな曲面を持つ立体構造を対話的な操作で設計可能となった。