主催: 一般社団法人画像電子学会
共催: 一般社団法人映像情報メディア学会, 一般社団法人芸術科学会, 公益財団法人画像情報教育研究会(CG-ARTS)
会議名: 画像電子学会第289回研究会講演予稿
回次: 289
開催地: 早稲田大学西早稲田キャンパス63号館
開催日: 2019/03/12 -
摩訶大将棋の復刻に関する最近の発展について報告する。従来のルールから変更された大きな点は、 将棋盤のサイズ、成りのタイミング、勝敗のルールである。これらの知見は古文書の記述に基づくものの、古文書 のだけからの導出はむずかしく、将棋と陰陽道との密接な関係性に注目しなければならない。本稿では、摩訶大将 棋が陰陽五行で構成されることを起点として、将棋の古文書「象戯圖」の序文に関する新しい解釈を提起した。こ れらの新しい解釈をコンピュータ摩訶大将棋に組み入れるとともに、deep learning による摩訶大将棋の AI も開発中 である。