画像電子学会研究会講演予稿
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画像電子学会第289回研究会講演予稿
セッションID: 18-04-064
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摩訶大将棋の復刻:最近の発展について
~ 将棋に組み込まれた陰陽五行 ~
*小島 大輝北田 大河松本 貴裕高見 友幸
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抄録

摩訶大将棋の復刻に関する最近の発展について報告する。従来のルールから変更された大きな点は、 将棋盤のサイズ、成りのタイミング、勝敗のルールである。これらの知見は古文書の記述に基づくものの、古文書 のだけからの導出はむずかしく、将棋と陰陽道との密接な関係性に注目しなければならない。本稿では、摩訶大将 棋が陰陽五行で構成されることを起点として、将棋の古文書「象戯圖」の序文に関する新しい解釈を提起した。こ れらの新しい解釈をコンピュータ摩訶大将棋に組み入れるとともに、deep learning による摩訶大将棋の AI も開発中 である。

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