主催: 一般社団法人画像電子学会
共催: 一般社団法人映像情報メディア学会, 一般社団法人芸術科学会, 公益財団法人画像情報教育研究会(CG-ARTS)
会議名: 画像電子学会第289回研究会講演予稿
回次: 289
開催地: 早稲田大学西早稲田キャンパス63号館
開催日: 2019/03/12 -
近年、au の「三太郎」が 4 年連続好感度ランキング一位を獲得などシリーズ CM の人気が高い.しかし、 シリーズ CM にフォーカスしている論文は少ない.本研究では、最終的にはクリエイターがシリーズ CM を製作する 際のサポートとなることを目的する.分析を行った結果、ランダムフォレスト法では好感度においてストーリーの有 無やシリーズ数、商品購入喚起度においては商品が写っているショットが有効であった.ラフ集合では、「ストーリ ーがあり、BGM は曲のみ、カット数が少なめ」という組み合わせが好感度に影響を与えているという結果が得ら れた.ストーリーがあるシリーズ CM はシリーズ CM 全体を通して設定や世界観などが統一され、一つのシリーズを 描いているシリーズ型とキャストが統一され、様々なシリーズのストーリーを描いているキャスト型の二つに分類 できた.