画像電子学会研究会講演予稿
Online ISSN : 2758-9218
Print ISSN : 0285-3957
画像電子学会第299回研究会講演予稿
セッションID: 21-03-22
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時間的に輝度が変調された光を用いた実物体上の情報ハイディング
-チェッカーパタンの場合の不可視性と可読性-
*海野 浩上平 員丈
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抄録

本稿は,人間の眼に可視である実物体の表面に照明光を用いて情報を不可視に付与することを可能にする照明技術,およびビデオカメラで撮影されたその物体の動画像からその不可視に付与された情報を抽出することを可能にする技術を述べる.その情報は時空間輝度変調を用いて照明光の中に埋め込まれた.その情報はチェッカーパタンが用いられた.そのパタンは同じ長さを持つ正方形から構成された.情報の基本単位の大きさに関する不可視性と可読性を調べるために,その正方形の一辺の長さは変化された.最初に,実物体の表面に付与された情報の,人間の眼に対する不可視性を調べた.つぎに,その付与された情報のビデオカメラに対する可読性を調べた.

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© 2022 一般社団法人 画像電子学会
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