京都大学大学院工学研究科材料工学専攻
Department of Theoretical Physics, University of Debrecen
2011 年 42 巻 p. 359-362
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蛍光X線分析における検量線の文献のデータをTsallisエントロピーを用いて考察した.指数関数でも実験結果をよくフィッティングできるが,Tsallisエントロピーを用いると,測定値のない濃い領域,すなわちマトリックス効果の大きい領域の検量線を解釈できる可能性のあることがわかった.特にq = 0.5の場合のTsallisエントロピーの曲線は自己吸収効果と励起効果を表現できる可能性のあることがわかった.
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