山野研究紀要
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論文)山野美容芸術短期大学卒業式における ヘアスタイル定点観測の可能性
富田 知子, 山本 恵子, 及川 麻衣子, 平田 昌義, 石川 文子, 佐藤 亮太, 過足 千明, 阿部 高広, 内野 美希, 秋田 留美
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2024 年 31 巻 p. 1-8

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抄録
山野美容芸術短期大学は、美道五大原則(髪・顔・装い・精神美・健康美)を建学の精神としており、2年間を通して美容を追求し、「美しく生きる」力を身に付けることを目指した教育を行っている。習得した二年間の学びと社会との接点に「卒業式」は存在していると言っても過言ではない。本学においても入学式は、指定はしていないが、一般的な礼装、いわゆるオーソドックスなスーツで参加する学生が多い。  欧米と比較すると、日本における「卒業式」は、明治以降、儀式的要素を持つステージとしての役割を持っている。「涙」や「感動」、「別れ」のイメージがある「卒業式」であるが、これは世界でも珍しい日本特有の学校文化であると言われている。1893(明治26)年に、儀式唱歌が定められたが、共に歌うことで生じる一体感は、特に「卒業式」に最適な演出となっている。1)その中で「装い」は、一体感と儀式性をより色濃く、その時を華やかに彩り、強く記憶に残す一助となっている。  今回は「卒業式」というカテゴリーの中で、ファッションの流行との共通点も比較しながら、ヘアスタイルに時代的な変化がみられるかを調査した。その結果、本学の卒業式のヘアスタイルは、卒業式という制約の中でも、時代に合わせた変化を見ることができた。卒業式でのヘアスタイルの定点観測を継続することは、文化的理解と教育につながることが示唆された。
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© 2024 学校法人山野学苑 山野美容芸術短期大学
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