自治医科大学整形外科学教室
1999 年 5 巻 1 号 p. 38-42
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腰痛を主訴とする患者40名を対象とし, 従来の膝下に三角枕を置いての牽引法 (三角枕法) と, 箱型の枕により股および膝関節を90゜に屈曲しての牽引法 (90゜法) を行い, 腰痛に対する効果を比較検討した.牽引後に腰痛が「消失」ないし「改善」と回答したものが三角枕法では65%, 90゜法では80%であり, 両群間に有意差がみられた.三角枕法に比べて, 90゜法がより効果的であると思われた.
日本腰痛学会雑誌
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