立教大学理学部
2018 年 27 巻 4 号 p. 328-334
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系外惑星が数多く発見され,ハビタブルゾーンにある地球型惑星も見つかり始めている.それらの惑星大気の観測も検討されているが,現行の計画で対応する可視近赤外域では観測が困難である.低温度星のハビタブルゾーンでは深紫外線輻射が強く,それによって高層大気が広がっている可能性がある.高層大気の観測には深紫外線領域での観測が有効であり,主星輻射強度も同時に観測することができる.本稿では,系外惑星大気と深紫外線輻射に関する解説を行い,現在検討中の観測計画について紹介する.
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