宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
2019 年 28 巻 2 号 p. 143-149
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
はやぶさ2は,2019年2月22日に,小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功した.小惑星上に密に分布するボルダーを回避するため,はやぶさ2のタッチダウンには,誤差3 mという極めて高い着陸精度が要求された.この高難度の着陸実現に不可欠であった要素について,「リュウグウ近傍の力学的環境」,「着陸地点選定」,「ピンポイントタッチダウン方式」という3つの観点から紹介する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら