第12回月惑星探査データ解析実習会の報告記事です.今回のテーマは『機械学習による領域分割』で,前回好評だった『機械学習による画像の自動分類』に続くものでした.新型コロナウイルス感染症対策として,ZoomとSlackを併用した初めての多地点オンライン実習会となったことが特筆されます.嵩講師から「月地質図概論と月惑星データへの機械学習の応用」,出村講師から「機械学習導入の考え方」,園家講師と松尾TAより「Deep Learningで画像識別」という題目で講義ならびに説明が行われました.受講生の内訳は7機関(宮城教育大,会津大,足利大,東京大,JAXA/ISAS,名古屋大,大阪大)16名、講師世話人を含む当日参加者数は22名で,一部の会津大生は講師と同じ講義室で参加しました.本実習会は,日本惑星科学会と神戸大CPSのご支援を頂きました.