日本化学会情報化学部会誌

巻頭言

この２年間を振り返って

日本化学会情報化学部会平成13年度部会長

時田澄男

原稿種別: 巻頭言
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 1
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.1

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特集記事

教育・学習システムの動向

矢野米雄, 金西計英, 越智洋司

原稿種別: 特集記事
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 2
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.2

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計算機の利用分野の一つに教育・学習システムが存在する．最近では，計算機と人間のインタラクションを研究対象とするHCI(Human Computer Interaction)でも，計算機の教育利用が注目されている．化学への計算機の活用を考えた場合，教育も有望な分野といえる．本稿では，これまでの教育・学習システム研究を概観し，化学教育を支援する教育・学習システムの具体的なイメージを提案する．

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化学教育情報の流通と仮想化学教育プロジェクト

伊藤眞人, 吉田弘

原稿種別: 特集記事
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 8
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.8

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高等学校の化学実験を題材とした教育支援システムの対象世界モデルについて

高橋勇, 小西達祐, 伊東幸宏

原稿種別: 特集記事
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 11
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.11

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高等学校の化学実験では、現象を観察するとともに、その背景にある原理や法則性を理解することが重要である。これを支援するためには、教育システムには仮想実験室において現象を再現する機能と、そこで成立する原理や法則性について説明や対話をする機能が必要になる。そのためには、システムは現象を再現でき、かつ説明や対話に利用可能な対象世界モデルを持つ必要がある。本稿では、このような教育支援システムに必要な機能を整理し、それを実現するシステム構成を示し、我々が開発したシステムの対象世界モデルの例を示す。

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Mobileを用いたソフトウェア開発

－　携帯電話で見る分子模型　－

吉田弘

原稿種別: 特集記事
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 16
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.16

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iモードの登場は、携帯電話をインターネット端末として用いることを可能とし、さらにiアプリの登場は、携帯電話を初の実用的なウェアラブルコンピューターにしたといえる。本稿では、携帯電話でのプログラムの実行環境であるK Virtual Machine (KVM)上で動作し、無線環境下で手軽に分子データを検索・表示することを可能にする分子グラフィックスソフトを紹介し、その化学教育への応用の可能性について述べる。

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JABEEと情報化学教育

伊藤卓

原稿種別: 特集記事
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 20
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.20

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JABEEが1999年末に発足したことによって、わが国の大学工学部等における技術者教育は大きな転機を迎えた。国際的な同等性を意識して、米国のABETをお手本にして作られた審査基準ではあるが、化学に関連する分野では、わが国の国情に添った形での基準見直しが図られ、2001年度からはその新しい基準に則って試行ならびに本審査が始動した。カバーする領域が多岐にわたる化学分野は、審査基準における分野別要件の設定に意を尽くすことが肝要であり、そのために、化学関連学協会連合協議会を母体とする作業部会を設置して対応することとなった。

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ＩＴ教育の死角

細矢治夫

原稿種別: 特集記事
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 23
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.23

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ＩＴを利用して、教育、特に初中等教育の向上をはかるための教材の開発をするためには、ヒトの身体構造と機能、特に脳の学習や記憶のメカニズム等についての知識が必要である。短期記憶と長期記憶、集中力の持続時間、全身学習、視覚のメカニズム、シャノンの情報理論などについて紹介した。

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特別投稿

情報化学討論会講演要旨集に見る我が国の情報化学研究の傾向

－その計量情報学的分析－

小野寺夏生

原稿種別: 特別投稿
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 26
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.26

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第23回までの本討論会における発表記事を対象に、主題キーワードと著者所属機関に関する計量情報学的分析を行った。キーワードが属する主題カテゴリーの出現率から研究傾向の推移を捉えるとともに、それをJournal of Chemical Information and Computer Sciences掲載記事の分析結果と比較した。対象とされた物質／物質群についても分析した。著者所属機関に関しては、機関タイプ別の寄与度、複数機関の共同研究パターン等を分析した。また、主要な機関の発表記事におけるキーワード主題カテゴリー分布に基づき、本討論会における研究主題の構造分析を試みた。

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部会行事

第25回情報化学討論会

主催日本化学会情報化学部会

原稿種別: 部会行事
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 37
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.37

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詳細はこちらをご覧下さい。 http://www.quebec.tutkie.tut.ac.jp/cicsj/

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書評

“Computer-Oriented Representation of Organic Reactions”

(藤田眞作著)

船津公人

原稿種別: 書評／編集後記
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 38
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.38

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藤田眞作　著　　2001年９月発行（吉岡書店）　Ａ5判・382頁　定価8,000円（税別）　ISBN 4-8427-0295-8

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編集後記

編集後記

A. T.

原稿種別: 書評／編集後記
専門分野: なし
2002 年 20 巻 1 号 p. 39
発行日: 2002年
公開日: 2002/03/15

DOIhttps://doi.org/10.11546/cicsj.20.39

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