DOHaD研究
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最新号
DOHaDとCOVID-19
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 2021 年 10 巻 1 号 p. 0
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 濱田 裕貴, 春日 義史, 久保 佳範
    2021 年 10 巻 1 号 p. 1-5
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
    背景:新型コロナウイルス感染拡大は人々の生活様式に大きく影響しており、研究者においても研究活動自粛などの影響を及ぼしている。一方で、新型コロナウイルス感染症、および感染拡大している環境そのものが次世代以降に与える影響については、日本DOHaD学会全体として取り組むべき喫緊の課題であると言える。DOHaD研究が、新型コロナウイルス感染拡大によりどのような影響を受け、今後どのように立ち向かうべきなのかを探ることを目的とし、以下のごとくアンケート調査を行った。 方法:第31 回日本 DOHaD 学会寺子屋研究会(オンライン開催)において、視聴者を対象にZoomの拡張機能を利用した選択式アンケート調査を行った。 結果:有効回答数は、研究会の参加者72名のうちの48名(67%)であった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、研究活動に何らかの制限を受けていた研究者は、46名(96%)であった。新型コロナウイルス感染症関連の研究を行っている研究者は、18名(37%)であった。日本DOHaD学会が新型コロナウイルス感染症関連の研究に取り組むべき、あるいは、支援すべきと考えている研究者は40名(83%)であった。 結論:新型コロナウイルス感染拡大がDOHaD関連研究の現場にどのような影響があり、現在どのように立ち向かっており、そして、今後どのように立ち向かうべきなのかについて明らかにした。多くのDOHaD研究者が研究活動制限などの影響を受けながら、一部の研究者は新型コロナウイルス感染関連の研究を行う準備を進めていた。本アンケートに回答したDOHaD研究者の大半が、日本DOHaD学会による研究の立ち上げや支援を強く望んでおり、今後の活動が期待される。
  • 蒲原 聖可
    2021 年 10 巻 1 号 p. 6-25
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)がパンデミック(世界的大流行)となり、効果的な予防法や治療法の確立が急がれている。妊婦での感染例も報告されており、妊娠・出産アウトカムに対するCOVID-19の影響が懸念されている。現時点では、国内発症の妊婦でのCOVID-19による死亡例は報告されていない。本邦では、妊婦中期の感染が多く、主な感染経路は家庭内感染である。当初、国内事例の妊婦患者では、重症化リスクは高くはない、とされていた。しかし、妊娠後期の妊婦ほど重症化しやすいとの報告もあった。現在、本邦でも「妊娠後期」は、「重症化のリスク因子」の一つとされている。 国外のデータを含むメタ解析では、COVID-19感染妊婦は、同年代のCOVID-19感染の非妊婦と比べると、ICU入院リスク、人工呼吸器管理リスク、死亡リスク、早産リスクが有意に高いとされた。妊婦での重症化リスク因子は、35歳以上、肥満(BMI30以上)、高血圧、糖尿病、喫煙である。胎児および新生児への影響に関して、まず、垂直感染の可能性は否定できない。一方、母乳を介した感染リスクは低く、母乳栄養が推奨される。 最新のCOVID-19診療の手引きでは、「妊婦がCOVID-19 に感染しやすいということはない」、「妊娠中に感染しても重症化率や死亡率は同年齢の女性と変わらない」、「妊娠初期・中期の感染で胎児に先天異常を起こすという報告もない」、「しかし,妊娠後期に感染すると,早産率が高まり,患者本人も一部は重症化する」とされている。 公衆衛生上のCOVID-19対策では、SARS-CoV-2感染予防として原因ウイルスへの暴露機会を減らすための啓発が行われている。一方、宿主となるヒトでの感染に対する抵抗力を高める、といった対策も重要である。ビタミン類やミネラル類の充足は、免疫能の維持に必須であり、抗ウイルス作用や抗炎症作用なども報告されている。さらに、サプリメントを用いた介入試験により、ウイルス性呼吸器感染症に対するリスク低減作用が報告されてきた。 本稿では、妊娠期におけるCOVID-19の影響を明らかにし、withコロナ時代における臨床栄養の視点から、妊婦での感染予防および軽症者の重症化予防のための機能性食品成分の臨床的意義を概説する。
  • 久保 佳範, 押田 恭一
    2021 年 10 巻 1 号 p. 26-45
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
    周産期うつ病は母親と児の両者のメンタルヘルス等に重大な影響を与える。COVID-19パンデミックによる周産期うつ病の罹患率の増加が懸念され、次世代の健康に影響する可能性がある。我々は、COVID-19パンデミック下で周産期うつ病を安全に予防・治療する栄養学的戦略について検討した。COVID-19パンデミックの影響による食習慣の変化に伴い、周産期うつ病発症に関連する栄養素の摂取量が不足し、周産期うつ病のリスクが上昇する可能性が考えられる。特に 魚介類に含まれるEPAやビタミンDの摂取量が不足していることが懸念される。この様な状況において、周産期の女性の栄養状態の実態を把握し、エビデンスを基に的確な栄養学的支援を行うことが望まれる。
  • J-PEACH Study の取り組み
    春名 めぐみ, 田中 萌子, 中野 恵子, 西原 菜帆, 笹川 恵美, 米澤 かおり, 臼井 由利子, 疋田 直子, 藤田 愛
    2021 年 10 巻 1 号 p. 46-48
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 藤田 愛, 柴田 愛, 関亦 明子, 春名 めぐみ
    2021 年 10 巻 1 号 p. 49-52
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 張 淑一, 顧 艶紅
    2021 年 10 巻 1 号 p. 53-63
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 青山 友子
    2021 年 10 巻 1 号 p. 64-68
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 金高 有里, 小林 道, 土肥 聡, 荻原 重俊
    2021 年 10 巻 1 号 p. 69-75
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
    【目的】我が国では、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のために、妊娠を計画している女性、妊娠の可能性がある女性及び妊娠初期の妊婦は、通常の食品から摂取する葉酸以外に、サプリメントや食品中に添加される葉酸(狭義の葉酸)を400 ㎍/日摂取することが望ましいとされている。受胎期に重要な葉酸サプリメントの摂取が普及する一方で、海外において母親の葉酸過剰摂取による児の喘息発症のリスクが報告されている。そこで本研究では日本における妊娠期の葉酸サプリメントの摂取と児の喘息発症リスクとの関連を検討した。 【方法】2014年7月から8月に、北海道札幌市、石狩市の計17か所の保育所に通う児童の保護者589人を対象に、児の性別と月齢、児の喘息の有無と発作頻度、児のRSウイルス罹患状況、両親の喘息の有無と発作頻度、両親の喫煙歴、妊娠前および妊娠20週まで(妊娠前半期)と 21 週以降(妊娠後半期)のサプリメントによる葉酸摂取状況について自記式質問紙調査を行った。解析対象は、児の性別、児の月齢、喘息の有無、妊娠期の葉酸サプリメント摂取の有無について欠損が無かった305人(51.8%)とした。 【結果】多重ロジスティック回帰分析の結果、葉酸サプリメント非摂取群と比較した摂取群の喘息有症の調整オッズ比は、4.54(95%CI: 1.20-17.30)であった。 【考察】本研究では、妊娠期の葉酸サプリメント摂取と喘息の罹患に正の関連が見られた。妊娠期に葉酸サプリメント摂取が無かった群と比較して、葉酸サプリメントを摂取していた群で喘息の有症率が高かった。葉酸摂取を否定するものではないが、本研究の結果から、葉酸サプリメントの摂取は、児の喘息発症のリスクであることが示された。
  • 2021 年 10 巻 1 号 p. 76-78
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 2021 年 10 巻 1 号 p. 79-83
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • 2021 年 10 巻 1 号 p. 84
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/02
    ジャーナル オープンアクセス
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