高分子
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22 巻, 3 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 萩原 信衛
    1973 年 22 巻 3 号 p. 121
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • 古川 淳二
    1973 年 22 巻 3 号 p. 122-130
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    配位触媒による重合では, 立体規則性, シスートランス規則性のほか共重合の規則性なども制御できるようになってきた。触媒への配位とそれによるポリマー末端や配位モノマーの反応性,極性,立体障害の変化が重要である。また,触媒の配位座が制限されて, ジエン末端のπ-アリルとモノマーのシス配位が交互に起こり, ジエンとα - オレフィンの交互重合が可能になった。統計論的にはベルヌーイ型とマルコフ鎖型とがある。
  • -電子移動反応と酸化重合触媒への応用-
    西出 宏之, 土田 英俊
    1973 年 22 巻 3 号 p. 131-138
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    触媒作用のある金属錯体を合成高分子に導入して触媒活性高分子を得ることは,いわば高分子の修飾を受けた触媒挙動を示すことになるため,たとえば金属酵素モデルへのアプローチという動機から大方の研究者の関心を集めてか,数多くの報告がある。しかし一般に扱われている錯体構造は必ずしも明確ではなく,これが錯体の反応性や触媒活性に関する取扱いを困難なものにしている。このような見地からまず構造明確な高分子金属錯体の合成を試み,高分子について錯体化学の諸問題を掘り下げて検討することは重要である。とくに高分子効果を単離して単純な合成高分子上に一つずつ具現化し,機能性の定量的追求を可能にすることが急務と思われる。ここでは主に酸化触媒作用を取り上げ,その素反応である電子移動反応から高分子金属錯体の特徴を考えるとともに,PPO樹脂を生成する酸化重合反応の触媒能を検定し,実用性をもった高分子錯体触媒としての展開を紹介する。
  • -金属酵素のモデル化とその応用-
    籏野 昌弘
    1973 年 22 巻 3 号 p. 139-142
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    高分子金属錯体は耐熱性高分子の合成の研究の一つとして始められたが,最近金属酵素のモデル化をめざした研究として高分子金属錯体の合成の研究が数多く報告されるようになってきた。このような研究の展望を試み,この研究の展開の方向を示す。
  • 山本 明夫
    1973 年 22 巻 3 号 p. 143-148
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    遷移金属触媒の発展はチーグラー触媒に始まる。しかしもうそれからほぼ20年。いつまでもチーグラー触媒でもあるまい,との声もする。でも本当のところ,どのへんまでわかったといえるのであろうか。今までに得られた比較的はっきりした事実をもとにチーグラー触媒の働きの本質的な部分について考えてみたい。そこから出発して遷移金属触媒のこれからの発展性,可能性を考えてみたい。チーグラー触媒から出発したとしても,遷移金属触媒のもつ可能性はオレフィンの重合にはとどまらない。なんとなく,ある程度わかったような気になっていても,実際にはまだ大してわかってはいないということがわかる。遷移金属触媒はまだそんな段階である。今後何が出てくるかわからないという楽しみがある。わからないなりに,その可能性のいくつかを拾ってみた。
  • 帰山 享二
    1973 年 22 巻 3 号 p. 149-153
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    金属π-錯体を用いることで,1)不溶であった金属化合物が有機溶媒に可溶となり,2)活性種の構造の推定を容易にし,3)活性点の反応性に微妙な変化を起こし,4)生長末端と同じ構造と考えらる触媒を使用して重合反応の解明に役だつなどの利点があり,特異な性能を有する触媒が得られている。チタノセン誘導体と有機アルミニウム化合物から成る可溶性チーグラー・ナッタ触媒ではエチレンのリビング重合と考えられるような系が得られたり,Ti(IV)錯体がオレフィンの重合に活性であるというような不均一系の場合と異なる点がみられる。光重合ではラジカル重合のみでなく, イオン重合やエポキシドの硬化反応も増感する。
  • 羽山 茂
    1973 年 22 巻 3 号 p. 154-158
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    天然の酵素はわれわれの生活に大きく貢献していることは古くから知られている。この酵素の働きは酵素化学から現在生化学の分野へと発展してきた。しかし有機質触媒と考えられる酵素の数はたいへん多く,それがエステル,アミド,エーテル(アセタール),脱炭素などの特定な反応をどういう過程を通って進むかを明らかにするのはたいへんむずかしい。そこで10年ぐらい前から,特別な官能基をもつポリマーを合成して,酵素の触媒能と比べようとする研究が始まった。エステルの分野に対する合成ポリマーの触媒作用は数多く紹介されているが,アミドについては見あたらない。本稿ではアミド基切断における酵素触媒の概念をもとにして,合成ポリマーの触媒機構に対する展望を試みる。
  • 三枝 武夫, 小林 四郎
    1973 年 22 巻 3 号 p. 159-164
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    自然界では実に好妙な化学反応の連続で生命現象が営まれており, そこには例外なく酵素が関与して反応を接触している。そのようなin vivoの反応を,i n v i t r o の実験で再現してみようというアプローチの仕方によって, 生化学反応の機構解明に,あるいは新有機反応の開拓に貢献してきた。酵素という高分子のモデルとして, 水に可溶, b i n d i n g a f f i n i t y の大きい, 塩基性のポリエチレンイミン(PEI)はまことにかっこうの高分子である,そしてin vitroの反応で,PEIをcarrierポリマーとする最近の研究から,酵素モデル高分子( S y n z y m e ) の合成という成果に発展した。本稿では, まず線状P E I およびポリ(トリメチレンイミン)の新合成法を紹介し,次いでPEIを用いるポリマー触媒を中心に簡単に展望する。
  • 依田 直也
    1973 年 22 巻 3 号 p. 165-173
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    新しい工業素材の発展の動向を主としてエンジニアリングプラスチックの開発に焦点をしぼって概要を述べる。近年新しい工業材料の質的転換が叫ばれるようになり, その産業構造の近代化と相まって欧米をはじめ, わが国においても,信頼性の要求,安全性の向上,製造工程の省力化など知識集約産業への脱皮が重要になってきている。プラスチック工業の動向もこのような経済環境の背景のもとに,大量消費型樹脂から特殊な機能をもつエンジニアリングプラスチックの開発が重要な課題とされている。これらの分野の最近の動向と今後の課題についてその概要をまとめて述べる。
  • 1973 年 22 巻 3 号 p. 177-178
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
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