編集者のコメント
『学術の動向』1月号の特集テーマは、「AIと倫理」です。
AIがご専門のチリツィ・マルワラ国際連合大学学長に、国際的な観点から、世界のAIの現状と今後の課題についてお話しいただきました。
インタビュアーは、日本学術会議のシンポジウム「AI時代における哲学・
美学・倫理学・宗教学」(2023年11月25日開催)の司会を務められた大阪大学の中村征樹先生です。
AIの学習データのグローバル・サウスの不均衡などについて大変興味深いお話をお聞きすることが出来ました。
グローバルな課題とAI技術 / AI に帰せられるグローバルな問題 / グローバル・サウスの学習データの不均衡
デ ータのコロナイゼーション (植民地化) / 学術コミュニティ、学術が出来ること / 日本のアカデミアに対する期待
「学習データの不均衡」をめぐる論点