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クエリ検索: "おにぎりくん"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 藪下 保弘, 野村 京子, 森 菜々花
    日本フードツーリズム学会誌
    2022年 2022 巻 1 号 17-22
    発行日: 2022/05/01
    公開日: 2023/12/05
    研究報告書・技術報告書 認証あり
    全国津々浦々に多種多様なおにぎりがある。ところが、おにぎりを観光対象とする研究は稀有である。本研究では、おにぎりの構成要素である、コメと具に関して先行研究ならびに官公庁の公表資料から数字を取捨し分析して議論の端緒をひらくよう試みた。次いで、全国で独自性のあるおにぎりの創作に取り組む事例をサーベイした。さらに、日本最古のおにぎりが発掘された石川県・中能登町において、おにぎりを観光資源として活用する事例を、マーケティングの定石にしたがい検証し議論した。おにぎりは、古来より漸進的かつ破壊的なイノベ―ションを繰り返し成長するフードであり、まさに「地域の特性を映す」フードの代表格と考えられる。
  • ―「たべもののおはなしシリーズ」を中心に―
    佐々木 由美子
    東京未来大学研究紀要
    2019年 13 巻 65-73
    発行日: 2019/03/29
    公開日: 2019/05/30
    ジャーナル フリー

     現代の幼年文学は、その出発当初から「食べ物」や「食べること」を積極的に描いてきた。〈食〉は、その時代の空気や価値観を色濃く反映し、愛情や人間関係、しつけや教育、文化など、さまざまな問題を内包し、幼年文学の本質的な部分とも深く関わっている。2016年から17年にかけて刊行された「たべもののおはなし」シリーズにおいては、従来の作品とは食べ物の描かれ方が変化してきている。擬人化された食べ物が多く登場し、食べ物だけの世界も展開している。こうした食べ物の描かれ方の変化は、いったい何を意味しているのだろうか。このシリーズにおける食べ物の描かれ方や人と食べ物との関係、作品世界における食べ物の役割等について検討した。

  • 佐竹 久仁子
    ことば
    2019年 40 巻 54-71
    発行日: 2019/12/31
    公開日: 2019/12/31
    ジャーナル フリー

    絵本というメディアでは、主人公に男が多いことや男女の描かれかたに違いがあることなど、ジェンダーバイアスが存在することが先行研究により指摘されている。本稿では、これに加えて、登場キャラクターのことばづかいの性差も大きいことを、自称代名詞と文末形式の調査から明らかにした。それは、日本語概説書などでとりあげられる「ことばの男女差」どおりのものである。絵本のジェンダーバイアスはことばにも存在し、絵本はこどもに日本語の〈女ことば/男ことば〉規範を教えるメディアとなっているといえる。

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