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クエリ検索: "こども110番の家"
10件中 1-10の結果を表示しています
  • 宮田 美恵子
    安全教育学研究
    2014年 14 巻 1 号 39-46
    発行日: 2014/07/31
    公開日: 2025/08/27
    ジャーナル フリー
    2004年、奈良県での児童誘拐殺害事件など、児童をめぐる犯罪被害が相次いだことから、子どもの安全確保対策は喫緊の課題となっている。警察庁統計における平成18年刑法犯認知件数は、被害者が小学生の場合23,935件となっており、単純に2013年の18,955件と比較すれば減少傾向が伺えるものの、依然高値を示している。
    こうした状況に対して、地域では市民による防犯活動のほか、学校では生きる力として子どもが自分で自分を守る力の育成を目的とした防犯指導も始まっている。防犯教室は教員によって実施されるほか、警察や警備会社、NPO、ボランティアなどの外部講師が実施している地域もある。しかし、防犯教室における児童への効果や防犯能力の評価データは多くはない。
    そのため本研究では、幼稚園段階で防犯指導の経験・未経験小学1年生(162人男子79名、女子83名)を対象に、およそ1年前の学習の記憶と行動化を観察法によって比較調査した。
    その結果、防犯行動のうち「声をあげる」「防犯ブザーを鳴らす」について、経験者と未経験者では、いずれも行動した子どもの比率に差のあることが示されたのである(p<0.01)。
  • ―特に地名に着目して―
    *小田 匡保
    人文地理学会大会 研究発表要旨
    2022年 2022 巻 503
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/11/30
    会議録・要旨集 オープンアクセス
  • 加納 寛子
    計画行政
    2014年 37 巻 4 号 51-58
    発行日: 2014/11/15
    公開日: 2022/04/18
    ジャーナル フリー
  • 宮田 美恵子
    発達心理学研究
    2010年 21 巻 4 号 396-404
    発行日: 2010/12/20
    公開日: 2017/07/27
    ジャーナル フリー
    子どもの犯罪からの安全確保が社会的課題となっている。中でも小学校に通う児童に対する犯罪被害が多くみられることから,警察や地域で様々な対策が講じられ,学校や家庭においても安全教育が実施され始めている。しかし,平時の日常とは異なる前犯罪および緊急性の高い犯罪行為遭遇時という非日常の場面で,実際児童は未知の人にどのように違和感や危機を認知し,それによってどう行動を起こすのかの特性や傾向に関するデータは少ない。同様に,そこに発達段階や性差があるのか否かについての資料も多くはないという状態の下で,安全教育が模索され実施されているのである。そのため本研究では,子どもの実態に即した安全教育のデータとすることを目的に,緊急時の児童に生じる行動特性に着目して,児童は何に違和感を持ち,何を危機だと捉えているのかを中心に,いわゆる不審者の認知から危機離脱までの一連の行動を探った。本研究によって得られた基礎的データから安全教育の方向性を示した。
  • 五十嵐 太郎
    都市住宅学
    2005年 2005 巻 48 号 14-18
    発行日: 2005/01/31
    公開日: 2012/08/01
    ジャーナル フリー
  • ― 全国のコミュニティスクールを対象として ―
    中迫 由実, 瀬渡 章子
    安全教育学研究
    2018年 17 巻 2 号 25-32
    発行日: 2018/06/30
    公開日: 2025/08/20
    ジャーナル フリー
    子どもに対する声かけ事案は未だ後を絶たない。本報告は、全国のコミュニティスクールに指定された小学校の管理職または安全指導担当教員を対象に学校での防犯教育の取組みの実態調査の結果であり、今後の学校での防犯学習の取組みの方向性を探ったものである。
    体験型の学習やロールプレイを行うなど児童の思考を促すような学習は全体では8割以上で実施されていたが、体験型の学習には地域差がみられた。また低学年に特化した防犯学習の取組みを行っていたのは44.0%で、学校規模や地域による差が見られた。
    防犯学習を含む生活安全のための学習時間を確保する必要性を感じている回答は多く、また外部団体からの支援や教材等が必要とされている。効果的な防犯学習ツールや学校に対する支援体制の整備を行うとともに学校外での防犯学習の機会の確保についても把握していく必要がある。
  • 椎野 亜紀夫
    都市計画論文集
    2016年 51 巻 3 号 560-565
    発行日: 2016/10/25
    公開日: 2016/10/25
    ジャーナル フリー
    本研究は、北海道札幌市における都市公園配置状況と小学校区別児童数の増減との関係について明らかにするとともに、事例分析を通じて児童の都市公園選択利用を明らかにすることを通じ、今後の効果的な都市公園運営に向けた計画推進のための方法論構築の一助とすることを目的に分析・考察を行った。研究の結果、校区別の都市公園数、児童数には差異が認められ、児童数が増加傾向にありながら都市公園数が少ない校区が見られるなど、都市公園再整備推進を優先的に検討すべき小学校区を抽出・特定することができた。また事例分析の結果から公園面積と利用数に一定の関係が示されたほか、特定少数の公園への利用の集中が見られたが、子どもの数が減少する中で遊び相手を見つけやすいという点において、このような利用偏差は好ましいとも言えると考えられた。今後の都市公園再整備にあたっては、本研究で示した方法により小学校区を単位とした都市公園配置の状況や調査を通じた利用実態把握を行い、児童の遊び場拠点として重要と判断される都市公園を抽出・特定した上で優先的に整備を進めていくのが効率的な都市公園運営につながると考えられた。
  • 山辺 智子, 田髙 悦子, 臺 有桂, 河原 智江, 田口(袴田) 理恵, 今松 友紀
    日本地域看護学会誌
    2013年 15 巻 3 号 63-69
    発行日: 2013/03/31
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル フリー
    目的:安全を推進するセーフティプロモーションは,健康を推進するヘルスプロモーションとともに地域看護において根幹をなす重要な概念である.しかしながらセーフティプロモーションに関する研究はまだ少ない.そこで本研究では,地域における事故や傷害の予防が課題である,都市部児童の視点による安心安全の構成要素を明らかにすることが目的である.方法:研究対象は,A市b区地域の公立小学校2校に所属する小学5年生の児童8人であり,研究方法はフォーカスグループインタビューによる質的研究である.結果:児童における安心安全の構成要素は,25サブカテゴリー,5カテゴリー,すなわち[いざというときに自分で身を守る行動]や[自分の命や人の命の大事さ]等からなる【児童の意識と価値観】,[危険な目に合わないための約束ごと]等からなる【児童と家族の規範】,[遊びや遊具使用中の不注意]等からなる【児童の遊具や道具】,[通学路での危険]等からなる【学校における集団生活と学習】,[顔のみえる関係][地域の人と学校の結びつき]等からなる【見守りのある地域】が抽出された.結論:児童の視点による安心安全の要素を勘案し,具体的なセーフティプロモーションの推進によって都市部におけるセーフコミュニティの実現へと発展させることが課題である.
  • 青木 繁, 宮澤 鉄蔵, 藤本 信義, 三橋 伸夫, 鎌田 元弘
    日本建築学会計画系論文集
    1999年 64 巻 520 号 197-203
    発行日: 1999/06/30
    公開日: 2017/02/03
    ジャーナル フリー
    We explored the main zones accumulated stores by case study in Oguni-town, Niigata pref. The results are as follows: 1. Inhabitants often do their shopping in the zones where the stores are located on new arterial road. 2. The process of changes of the store location is various in the zones. The commercial center zone of the town in the past declines. 3. Composition of types of store changes in each zone. 4. Changes of arterial road intensely influence the store location. 5. Operation and relationship with community is different between the stores located on new arterial road and on old one.
  • 池田 彩夏, 魚里 文彦, 板倉 昭二
    発達心理学研究
    2019年 30 巻 4 号 288-298
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/12/20
    ジャーナル フリー

    幼児の危険認知の発達をどのように促すべきかは,発達心理学における課題の1つである。幼児への効果的な教育方法として,多くの研究が絵本の読み聞かせを取り上げているものの,防犯教育への絵本の読み聞かせの効果に関しては,直接的な検討はされていない。そこで,本研究では,絵本の読み聞かせが幼児の危険認知の発達を促すかを検討した。さらに,絵本による教育効果と共感性の関連を併せて検討した。4~6歳児を対象に,仮想場面において,未知人物から誘われた際に回避行動を取るか否かの選択,および,その行動理由を尋ねる課題を実施し,絵本の読み聞かせ前後での課題得点を比較した。分析の結果,適切な回避行動および行動理由の回答は読み聞かせ後に増加しており,特に年長児に対し行動理由を尋ねる課題において,読み聞かせの効果が顕著であった。また,共感性と読み聞かせの効果との関係を検討したところ,共感性が高い子ほど,読み聞かせによる危険認知課題の得点の上昇が大きい傾向があった。考察では,絵本の読み聞かせ効果の発達的変化および本研究成果の応用的側面について議論した。

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