日本政府は、観光立国を目指すとしてそのアクション・プログラムを設定した。そして、東京オリンピックが開催される2020年までに、訪日観光旅行者数を2000万人に倍増させるとしている。
本研究は、この目標達成に必要な措置として、夜景観光の充実を提案することにしたい。日本の観光地の夜は早く、寺院などの観光施設の多くは、4時から5時には閉まってしまう。
訪日観光旅行者を満足させ観光客数の倍増を目指すためには、夜景観光の充実を図ることが必要である。本研究では、最近大きな注目を集めているプロジェクション・マッピングに焦点をあて、全国の自治体や観光地の取り組みについて分析する。
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