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4,809件中 1-20の結果を表示しています
  • 浅野 直輝
    日本機械学会論文集 A編
    1980年 46 巻 402 号 180-186
    発行日: 1980/02/25
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
    本報では著者は動的接触問題に対するズーミング法を提唱する. すなわち接触領域をしだいに縮小し, 前の要素寸法
    よりもい
    っそう細かく分割する. その領域内のズーミング節点変位と速度は初期値修正問題として特定の離散時刻で与えられる境界節点値を用いて収束するまで反復計算される. 本法を用いれば, 動的接触問題を小形電算機を用いて計算できる.
  • *飯嶋 佑斗, 陳 鵬程, 佐野 智哉, 大家 溪, 中野 武雄
    表面科学学術講演会要旨集
    2016年 36 巻 1PA20V
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/11/29
    会議録・要旨集 フリー
    タングステン酸化物はエレクトロクロミック特性を示す材料としてよく知られているが、化学量論的なWO3組成
    よりもい
    くらか酸素の欠乏した状態(WO3-x)の方がよい着色を示すということがわかっている。本研究では反応性スパッタリングで製膜した酸化タングステン薄膜の、排気速度や酸素濃度などの製膜時の条件が酸素欠乏の程度に与える影響を調べ報告する。
  • 岡田 鉦彦, 山下 雄也, 石井 義郎
    工業化学雑誌
    1965年 68 巻 2 号 364-368
    発行日: 1965/02/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    1,,3-ジオキソランとスチレンとを三フッ化ホウ素エチルエーテル錯合体を触媒としてトルエン中25℃で共重合させて共重合体を得た。この場合のみかけのモノマー反応性比は,γ1(1,3-ジオキソラン)=1.9±0.2,γ2(スチレン)=0.35±0.05であった。この共重合体中のホルマール結合を定量した結果,1,3-ジオキソランの開環がO1-C3結合でもっぱら起こっていること,およびこの共重合体中でモノマー2成分が統計的分布
    よりもい
    くらか長いsequenceを形成していることを確かめた。
  • 高尾 将臣, 松成 貞博, 井本 立也
    高分子化學
    1972年 29 巻 331 号 811-816
    発行日: 1972/11/25
    公開日: 2010/02/26
    ジャーナル フリー
    分裂合一を伴う液滴の挙動を研究するために, スチレンの懸濁剤としてポリビニルアルコール (PVA) 水溶液を用いて70℃で行なった。その結果, (1) 重合の進行に伴って, 液滴の粒径分布が二つのビークに分かれることを認めた。(2) 90%重合率において, ポリマーの生成物を粒径の大きさによって重合度を測定すると, 37μ以下のポリマーのみが他の粒径
    よりもい
    ちじるしく大きな重合度を示した。また, 流通系懸濁重合操作において, 回転数による重合率, 重合度, 液滴径の影響を検討した。その結果, 定常値が平均滞留時間の2-3倍で得られた。
  • 米澤 勝衛, 山縣 弘忠
    育種学雑誌
    1981年 31 巻 4 号 360-366
    発行日: 1981/12/01
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    優良因子が強く相反連鎖しているいくつかの場合について,育種コストが]定の下で有望遺伝子型がF。以降の各分離世代に保有される確率を求め,早~中期分離世代における世代促進の効果を検討Lた結果,このような相反連鎖が関与する場合においても,遺伝力が比較的大きい形質に関して初期世代から選抜を行たう育種方式の方が,F。あるいはそれ以降まで無選抜で世代を進める遅延選抜育種方式
    よりもい
    っぱんに効率的であると結論された。
  • 望月 高明
    都城工業高等専門学校研究報告
    2001年 35 巻 57-68
    発行日: 2001年
    公開日: 2020/03/31
    研究報告書・技術報告書 フリー
    私は曩に二松学舎大学陽明学研究所機関誌『陽明学』第十一号・十二号の両号にわたって,「池田草庵-康斎の流亜-」なるやや長文の論文を寄稿した。しかし,紙幅の制約もあって-という
    よりもい
    たずらに冗長なる文章のために末尾は一応の結論に至るまでのアウトラインを示したに止どまって,論文の体裁上からいっても不完全なのを免れない。従って,小論はその缺を補おうとするものである。小論の構成それ自体は極めて単純である。私は二つの「当年僧服出山之図」を手がかりにして"信仰の相続(反復)"ということが,また「養学の図」を手がかりにして"人倫の絶対性の自覚"ということがそれぞれ導出できると考えているが,本号はひとまず前者について論じる。
  • 根来 健二, 檜山 八郎, 大島 敬治
    工業化学雑誌
    1958年 61 巻 8 号 991-992
    発行日: 1958/08/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    クレオソート油から合成したタモール類似品の物理的諸性質について,従来のタモールおよびテキサトンのそれらと比較検討した。すなわち粘度,表面張力,湿潤試験,分散性,セメントフローおよび強度試験などを比較検討した結果,著者らの創製したクレオソートタモールが従来のタモール
    よりもい
    っそうよく表面張力を低下させ,ロ紙や繊維によく侵入し, セメントを流動させる能力および炭酸カルシウムを分散させる能力がいずれもすぐれていることが判明し, 染料, 農薬,医薬等の分散剤としての用途が考えられるほかに,セメント分散剤としてもとくに作業能率の向上が期待され,実用価値のきわめて大きいことが認められた。
  • ―縫糸のループ強度と縫目数の影響―
    島崎 恒蔵
    繊維製品消費科学
    1976年 17 巻 11 号 414-417
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2011/01/31
    ジャーナル フリー
    ミシンで縫合した織物の縫目について, 縫糸が切断する場合の縫目の平均破壊強度Fは次式のようにあらわすことができる.
    F=N・ {μ-E (Rm) ・σ}
    ここでN; ループ数 (N-1; 縫目数) , μ; 縫糸のループ強度の母平均値, σ; ループ強度の標準偏差であり, E (Rm) は次式で与えられる.
    E (Rm) =2nn0 {∫Rm0φ (t) dt} n-1φ (Rm)・RmdRm
    ここでn=N/2であり, φは標準正規分布の確率密度関数である.E (Rm) の計算値は第1表に示されており, 縫目数が増えるほど1ループが破断時に負担する力は減少してゆく.理論値は実験値
    よりもい
    くぶん高い値を与えたが, 縫製における縫糸の損傷を考慮することにより縫目数 (N-1) , 縫糸物性 (μ, σ) が縫目強度に与える影響について定量的によく説明できる.
  • *山本 晃輔
    日本認知心理学会発表論文集
    2009年 2009 巻 P1-17
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/12/18
    会議録・要旨集 フリー
    あるにおいとの遭遇を契機として,それと結びついた過去の出来事の記憶が想起される現象を一般的にプルースト現象という。本研究では,プルースト現象の認知メカニズムを明らかにするために,におい手がかりの感情喚起度が自伝的記憶の想起に及ぼす影響を検討した。具体的には,におい手がかりの感情喚起度の高低を操作し,それぞれに想起された自伝的記憶の特性を記憶特性質問紙(MCQ)によって比較した。その結果,感情喚起度の高いにおい手がかりによって想起された自伝的記憶の方が,それが低い場合
    よりもい
    くつかのMCQの得点が高くなった。このことは,におい手がかりの感情に関する処理がプルースト現象の生起に関与していることを示唆している。
  • 井坂 直人, 齋藤 誠
    現代ファイナンス
    2003年 14 巻 79-96
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2018/12/07
    ジャーナル オープンアクセス

    米国同時多発テロ直後の2001年9月12日の東京証券取引所では,多くの売り注文が出されて市場流動性が低下するとともに,日経平均株価指数と日経平均先物の間で価格差が大輻に拡大した.本研究では,これらの現象について次のような実証結果を得た.1.テロによるファンダメンタルズの悪化以外にも,特別気配や制限値輻などの制度的要因や,テロ発生時点の信用残高,マーケット・ベータ値,企業規模,レバレッジ比率,株価純資産倍率などの銘柄固有要因が個別銘柄の市場流動性に有意な影響を与えている.2.テロ後には,上述のような制度的要因や銘柄固有要因に左右されにくい先物価格による現物価格の先導傾向が通常

    よりもい
    っそう強くなっている.

  • 岩崎 由紀夫, 岩田 敏, 金光 岳文, 城崎 慶治, 服部 春木, 秋田 博伸, 堀田 昌宏, 山下 直哉, 南里 清一郎, 砂川 慶介, 老川 忠雄, 小佐野 満, 市橋 保雄, 倉辻 忠俊, 萩庭 芳枝
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1981年 34 巻 12 号 1595-1603
    発行日: 1981/12/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    Cefroxadine (CGP-9000, CXD) はCiba-Geigy社により開発された, 3位にMethoxy基をもつ新らしい経口用Cephalosporin剤である。Methoxy基を導入した事により, 従来の経口用Cephalosporin剤
    よりもい
    抗菌活性と強い抗菌力をもつとされている。
    今回, 我々は小児科領域における本剤の血中濃度, および臨床的検討をおこなつたので報告する。
  • 林 修一, 矢野 克己, 横山 成男, 松浦 多聞
    日本化學雜誌
    1964年 85 巻 9 号 553-557,A45
    発行日: 1964/09/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    水晶,ケイ石,ケイ砂,素焼磁器,ガラス,数種の市販担体などのモノテルペン化合物およびセスキテルペンアルコール類に対する接触作用を,これらの化合物のガスクロマトグラフィーを行なう条件に近い温度で検討した。ガラス粉末では酢酸リナリルとα-サンタロールにわずかに分解が認められる程度で,その他のテルペン化合物には分解が認められなかった。水晶,ケイ石およびケイ砂の接触作用は大体同程度であったが,これらの接触作用はガラス粉末のそれ
    よりもい
    くぶん大きく,酢酸リナリルと5種のセスキテルペンアルコール類にかなりの分解が認められた。素焼磁器粉末および市販担体の接触作用は非常にはげしく,テルペン化合物の分析用担体としては改良ケイソウ土レンガ担体でもなお満足なものとはいえない。
  • 織方 郁映, 御園生 晃
    日本化學雜誌
    1964年 85 巻 11 号 748-752,A58
    発行日: 1964/11/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    π-C18-共役ジエン酸メチル鉄トリカルボニル錯体を触媒とする不飽和脂肪酸エステルの水添反応速度は,1~25atmの間では水素圧に無関係であり,水添の見かけの活姓化エネルギーは一般の固体触媒で認められる
    よりもい
    ちじるしく大きく,180°~200℃の反応温度内では約40~50kcal/molであった。遊離脂肪酸はいちじるしく水添反応を阻害した。高度不飽和体に対する水添の選択性は銅-クロム-マンガン酸化物触媒よりもやや劣った。窒素気申190℃において,鉄ペンタカルボニルとまったく同様の異性化触媒作用をオレフィンに対して示した。不飽和脂肪酸エステルに添加して減圧下に約225℃で3時間たもつと,添加した錯体の約2~4倍量の高沸点物が生成した。以上の結果の考察にあたって,触媒種は錯体の熱分解によって生成するFe(CO)3であろうと推定された。
  • 蔡 兆申
    応用物理
    1992年 61 巻 5 号 484-489
    発行日: 1992/05/10
    公開日: 2009/02/05
    ジャーナル フリー
    炭素原子が60個かご状に結合したC60フラーレンのfcc結晶に,アルカリ金属などをドープすることにより,超伝導体ができることが約1年前に発見された.この系での最も高いTcは33Kである.本文では特に,これら超伝導フラーレンの超伝導特性について述べている.格子定数とTcはほぼ線形に比例し,これはフェルミ面の電子密度と関連づけられる.GLコヒーレンス長は短いが,格子定数
    よりもい
    くらか大きい.超伝導エネルギーギャップはトンネル分光で2Δ=5.2kBTc,ラマン散乱でもう少し小ざい値を示している.いずれにしても強結合超伝導を示唆している.12C/13Cアイソトープ効果の実験から,異常に大きなαの値が見つかっている(α=1.4±0.4).詳細な解釈は別としても,超伝導電子体の生成にフォノンの強い関与があるのは明らかだ.
  • 喜多 正義, 山田 裕, 伊藤 光一
    日本化学会誌(化学と工業化学)
    1973年 1973 巻 12 号 2366-2370
    発行日: 1973/12/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    Cg- i2脂肪酸メチルをエチレンジアミンとエタノール中で反応させた結果,置換アミド生成反応とともにエステル交換反応を起こすことを認めた。その反応の度合は,エチレンジアミンの添加墨の増加につれて置換アミド生成反応がエステル交換反応
    よりもい
    ちじるしく進行することを確かめた。
    N-アシルエチレンジアミンの分離は,N, NS-ジアシルエチレンジアミンの除去をエタノールによる再結晶で行なったのち,n-ヘキサソによる再結晶で容易に行ないうるが,加熱により2-アルキル-4,5-ジヒドロイミダゾールを生成することを認めた。
  • 長滝 重義
    コンクリート工学
    1990年 28 巻 6 号 5-15
    発行日: 1990/06/01
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    近年の骨材事情の悪化から, 建築学会JASS 5に定める単位水量の限度を遵守するには, 通常のAE減水剤
    よりもい
    ちだんと減水効果の高いAE減水剤が望まれている。一方, 工事現場における流動化剤の投入管理の解消や高速撹拝時の騒音対策から, プラント添加形の流動化剤のニーズも高い。この両者の要請から, 現行のAE減水剤よりも減水率が高く, かつスランプ, 空気量の経時変化の少ないAE減水剤, いわゆる高性能AE減水剤が開発され, 実用されている。本稿は, この種高性能AE減水剤について, その性能のレベル, 諸外国の対応および規準化について解説するものである。
  • 深川 聡, 堀 誠, 平瀬 一博, 水野 和彦, 藤原 健, 石井 康之
    西日本畜産学会報
    2002年 45 巻 31-38
    発行日: 2002/07/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    本研究では, 2000年9月から2001年3月にかけて年内草および再生した春1番草および春2番草における収量および飼料品質の向上を目的として, いもち病に抵抗性をもつ極早生イタリアンライグラスの育成系統山系31号および長崎県奨励品種ミナミアオバと極早生エンバクとの晩夏播きにおける混播栽培を行い, 各草種の単播栽培と比較して, その混播効果を調査した.
    イタリアンライグラスの単播栽培では, 山系31号はミナミアオバ
    よりもい
    もち病罹病程度が低く, いもち病による欠株がみられないため, 茎数密度が高かった.エンバクとの混播栽培では, 山系31号の場合ミナミアオバの場合
    よりもい
    もち病による枯死が少ないため, 年内草および春1番草におけるイタリアンライグラスの比率が高く, 年内草の粗タンパク質含有率およびin vitro乾物消化率がともに高くなる傾向にあった.さらに, 山系31号とエンバクとの混播では, 山系31号単播よりも年内草の乾物収量, 粗タンパク質収量およびin vitro可消化乾物収量がいずれも高かった.
    したがって, 山系31号は, 長崎県において普通期トウモロコシ収穫後にあたる9月上旬の晩夏に播種が可能であり, エンバクとの混播栽培によって, 従来の品種に比べ年内草および3回刈合計における乾物収量と栄養収量の改善が認められ, 安定多収の新たな作付け体系の可能性が示唆された.
  • 松本 昭, 大岩 正芳
    日本化學雜誌
    1969年 90 巻 12 号 1278-1282
    発行日: 1969/12/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    イソフタル酸ジアリル(DAI)およびテレフタル酸ジアリル(DAT)の重合を,過酸化ペンゾイルを開始剤,ベンゼンを溶媒として60℃で行ない,環化重合の観点から検討した。生成ポリマーの不飽和度はモノマー濃度の減少とともに低下し,その傾向はDAIの方がDATの場合
    よりもい
    ちじるしい。これは分子内環化反応に由来するものである。ところで,分子模型からはDATの場合には同一ユニット内では分子内環化反応の可能性は考えられない。それにもかかわらず,その重合において分子内環化反応の生起が推察され,したがって反応したアリル基を2個以上隔てて存在する未反応アリル基との反応による環化反応が生じているものと考えられる。重食速度および重合度もまたモノマー濃度の減少とともに低下した。モノマー固有の環化能を示すところの未環化ラジカルの環化反応と生長反応の速度定数の比KcはDAIでは1.6mol/l,DATでは0.6mol/lと求められた。
  • 福住 一雄, 脇田 侃直
    工業化学雑誌
    1963年 66 巻 12 号 1846-1849
    発行日: 1963/12/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    共役高度不飽和酸エステルの自動酸化に関する報文は今までにない。本研究においては共役(A)および非共役ドコサヘキサエン酸メチル(B)を0~-2℃,暗所において30日間自動酸化した。その間各試料の過酸化物価, 屈折率, 分子量,紫外および赤外吸収スペクトルを測定し,両メチルエステルの自動酸化の相違点を明らかにした。Aの過酸化物価はB
    よりもい
    つも小である。Aの屈折率はBに比しいつも高い。Aの分子量は19日頃以後より急激に増大する。Bの分子量はあまり変動しない。Aの共役ジエンは18日頃までほぼ一定で,ついで増大するが,他の共役ポリエンは漸次減少する。Bの共役ジエンは18日頃まで増大する。赤外吸収スペクトルで3020cm-1の吸収にα-メチレン基によるということを確かめた。1000~900cm-1領域における共役ポリエンのシス-トランス異性体による吸収は,紫外吸収スペクトルによる共役ポリエン結果と大体符合する。
  • 竹尾 千景, 加藤 雪彦, 古賀 道之
    西日本皮膚科
    2003年 65 巻 1 号 45-48
    発行日: 2003/02/01
    公開日: 2008/05/23
    ジャーナル 認証あり
    症例は53歳,女性。両側乳癌,脳転移のため当院脳神経外科入院中に,右側頚部~肩および左下腿外側に小水疱を伴う浮腫性紅斑が出現。全身には汎発疹と思われる小水疱も散在していた。汎発疹を伴った複発性帯状疱疹と診断し,アシクロビル点滴にて皮疹の軽快がみられたが,原疾患のために死亡した。1970年から2001年までの本邦報告65症例の複発性·多発性帯状疱疹では,単発性帯状疱疹に比べ悪性腫瘍の合併が高率に認められた。以上より,複発性·多発性帯状疱疹の患者に遭遇した際には,単発例の場合
    よりもい
    っそう注意深い検索が必要と思われた。
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