患者家族が中心となり設立した重症心身障害児 (者) デ
イグルー
プ事業「こあらくらぶ」の検討を行った.経過は平成5年に外来デ
イグルー
プを発足した.平成9年4月に病院外でデ
イグルー
プ活動を開始した.平成10年, 市の補助金を受ける.平成11年, 応援団を設立し, 資金援助を受ける.平成13年に応援団の寄付により一時預かり事業を行う「ユーカリはうす」を設立.利用者は13名, 活動スタッフは, コーディネーター1名, 看護師4名, ケアスタッフ8名.医療的ケアは看護師が行っている.活動は週2回, 音楽療法や感触遊びなどを行い, 母子分離できる体制を作っている.障害児 (者) が快適に過ごせる社会にするためには, 多くの人達の協力が必要であり, その中でも医師の役割は重要であり, 積極的な関わりが必要である.
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