現在, ビデオ編集はほとんどタ
イムコ
ードを利用した電子編集で行われているために, 編集収録用ビデオテープには, あらかじめタ
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ードとコントロールトラック信号 (以下CTLと記す) を事前に記録している. タ
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ードとCTLの連続記録に要する作業時間は, テープ長と同じ時間がかかり, 放送局のように1日に数十本もの編集収録用ビデオテープを使用する所では, 記録に要する作業量は膨大なものとなる. もし一度使用した編集収録用ビデオテープを放送後そのまま循環使用できるならば, タ
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ードとCTLの記録作業は不要となり極めて効率的である. そこでNHKでは使用済編集収録用ビデオテープの品質チェックの一環として, 高速タ
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ードチェッカーを試作して, 循環使用の検証を行っているので紹介する.
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