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クエリ検索: "エクストリームスポーツ"
28件中 1-20の結果を表示しています
  • 伝統スポーツとエクストリームスポーツの接点を捉える
    *豊島 誠也
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2022年 72 巻 22-2201-03-03
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/22
    会議録・要旨集 フリー

    本発表の目的は、長野県諏訪市で7年に一度の大祭と言われる「御柱祭」から

    エクストリームスポーツ
    の要素を見出し、伝統スポーツを
    エクストリームスポーツ
    と捉える現象(New Traditional Sports)の分析を試みることである。

     

    エクストリームスポーツ
    とは、サーフィン、スケートボード、ロッククライミング、スカイダイビングなど、危険を伴うアグレッシブな身体活動として、特に若者文化と共に発展してきた背景を持つスポーツを指す。若者を中心に支持を受けてきた
    エクストリームスポーツ
    であるが、近年は古くから各地域の文化内で継承されてきた伝統スポーツを
    エクストリームスポーツ
    と捉える現象が確認できる。それは、もともと伝統スポーツに内在していた「極限性」を
    エクストリームスポーツ
    と同様のものと認識しているためと思われる。

     そういった伝統スポーツの極限性に注目する動きは、大手エナジードリンク会社であり、

    エクストリームスポーツ
    のスポンサー活動を積極的に行う、レッドブルのオンライン動画サイト「Red Bull TV」においても見ることができる。その中の「Archaic Festivals」というトピックには、世界各国の過激な要素を含む伝統スポーツの様子がドキュメンタリー方式で詳細に取り上げられており、御柱祭もその一つとして紹介されている。事実、「敢えて危険へ挑む」、「危険へ立ち向かう評価」、「度胸試し」といった要素は、伝統スポーツと
    エクストリームスポーツ
    の接点、「極限性」として捉えることができる。

     本研究では、御柱祭をRed Bull TVの映像資料、現地での聞き取り調査結果から、

    エクストリームスポーツ
    と捉えられる背景を整理する。そして、そこから極限性の諸要素を顕在化させ、それら要素の細分化及び考察を目的とする。

  • 極限運動としての土着化過程に着目して
    *豊島 誠也
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2024年 74 巻 1a2001-01-01
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/12/01
    会議録・要旨集 フリー

    近年の台湾では、若者によって伝統スポーツが

    エクストリームスポーツ
    と価値づけられたり、国家レベルで進められる文化創意(産業)においては、建築物のリノベーションや宗教的活動と
    エクストリームスポーツ
    が融合させられるといった現象が見られる。これは様々な伝統の継承において革新的な方法を試みるという点だけでなく、それを通じて新たな文化を創出する契機さえ生み出しているという点で注目に値するだろう。若者が主体となり、積極的に
    エクストリームスポーツ
    を台湾文化へと溶け込ませ、文化創出へとそれらを接続させているかのように見える。では、なぜ台湾の若者は
    エクストリームスポーツ
    を積極的に活用したり、その要素を取り入れたりしながら台湾文化を発信させているのか。言い換えるならば、なぜ台湾の若者にとって
    エクストリームスポーツ
    は特別な意味あいを持ったものとして扱われているのか。そこには“台湾らしさ”に対する現代台湾の若者のどんなまなざしや思想、価値観が影響しているのだろうか。

     以上のことを踏まえながら本発表では、台湾において

    エクストリームスポーツ
    が“ナショナルなもの”として形成されていく背景を文化ナショナリズムとも関連づけながら述べていきたい。その中では、台湾の人々の歴史的経験や台湾ナショナリズムの高揚といった要因が
    エクストリームスポーツ
    を受け入れる土壌を作り出していること、さらに
    エクストリームスポーツ
    が「極限運動」として台湾で土着化していく過程を人類学的視点から分析と考察を行っていく。

  • Red Bull TVの事例から
    *豊島 誠也
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2021年 71 巻 3O1303-05-02
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/28
    会議録・要旨集 フリー

    これまで、伝統スポーツの変遷としては、国際スポーツ、観光資源、もしくは消滅という方向が示されてきた。しかし、近年は若者を中心に、伝統スポーツに内在する危険な側面を含む極限性を「

    エクストリームスポーツ
    」として捉えるという現象が見られる。

     そういった伝統スポーツの極限性に注目する動きは、エナジードリンクを販売し、

    エクストリームスポーツ
    のスポンサー活動を積極的に行う、レッドブルのオンラインサイト「Red Bull TV」においても見ることができる。その中のArchaic Festivalsというトピックには、世界各国の過激な要素を含む伝統スポーツの様子が詳細に取り上げられている。

     レッドブルが

    エクストリームスポーツ
    という視点を保持し、それを前提にしてさまざまなスポーツを商業化しているというのがフィールドの<事実>としてある。しかし、それではこぼれ落ちる現象がある。それは例えば、若者が
    エクストリームスポーツ
    という視点で伝統スポーツに触れる機会が生まれ、文化の継承に繋がるなどである。そうした側面を掬い上げるために、研究者の視点から伝統スポーツと
    エクストリームスポーツ
    に共通する“極限性”へアプローチすることが、若者が極限性を有した伝統スポーツに注目するその現象を説明できると考えた。

     本研究では、Red Bull TVの映像を参考資料に、若者を魅了する伝統スポーツと

    エクストリームスポーツ
    に共通する極限性を捉え、その要素を宗教、身体経験、規定からの逸脱の3つの要素に細分化し検討する。また、そこから極限性を求める若者の経験が伝統スポーツを継承する一翼を担うとして考察することを目的とする。

  • 寒川 恒夫
    日本体育学会大会予稿集
    2016年 67 巻
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/02/24
    会議録・要旨集 フリー

     武道では、よく、無になること、また敵と一体になることがよいとされる。こうした考えは日本文化として世界に知られる。昨年公開されたアメリカ映画『X—ミッション』は危険な自然に立ち向かう

    エクストリームスポーツ
    系エコテロリストを扱ったものであったが、そこでは、究極の目的は自然と一体化すること、そしてそれを悟りに至る修行と位置づけている。そしてこの教えを唱道するのがオザキなる日本人であった。生死の境で展開する
    エクストリームスポーツ
    の心身が一体・無・悟りといった言葉で語られる。日本の武道文化が最先端スポーツの意味付けに用いられている。オカルトか否かは精神生理学が証明してくれようが、確かにこうした語りは近世の武術伝書にあふれている。武術伝書がもつ極意の心についての言説の形成経緯について概観する。

  • エクストリームスポーツの要素に注目して
    豊島 誠也
    スポーツ人類學研究
    2021年 2021 巻 23 号 1-20
    発行日: 2021/12/31
    公開日: 2023/01/10
    ジャーナル オープンアクセス
    A study on the transformation of traditional Taiwanese sport: On the elements of "Extreme Sport" in Yilan Toucheng Qianggu The "Toucheng Qianggu Folk Culture Festival" is conducted as an annual local event in Toucheng, Yilan County, in the North-East of Taiwan. Qianggu takes place in July according to the lunar calendar (August in the solar calendar) during the period called chugen-setsu (Zhongyuanjie) and is said to have been introduced from Fujian Province in China about 200 years ago. A characteristic of Qianggu is the incorporation of competitive elements such as scrambling for a flag, attached to a high pole about 20 meters above the ground. Qianggu was originally considered a religious and cultural activity. While previous studies did point out that Qianggu was a sport, the element of participants "enjoying the extreme thrill" through taking part in a competition high above the ground only recently gained attention. This element of thrill can be regarded as a characteristic of "Extreme Sport" which is a new genre differing from traditional competitive sports. Extreme Sports as an aspect of "extreme thrill" are portrayed in the media as sports involving danger popular among young people. The aim of this paper is to discuss the transformation of Qianggu into a sport, especially focusing on its similarities with elements of extreme sports, while considering its traits as a traditional sport with underlying values and innovative aspects.
  • 後藤 陽一
    映像情報メディア学会誌
    2017年 71 巻 9 号 587-590
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/09/01
    ジャーナル フリー
  • 石田 和成
    人工知能学会第二種研究会資料
    2016年 2016 巻 KST-28 号 01-
    発行日: 2016/07/27
    公開日: 2021/08/28
    研究報告書・技術報告書 フリー

    アクションスポーツは

    エクストリームスポーツ
    とも呼ばれ,速度や高さ,派手さ,危険さなどの過激な要素を持った,離れ業を特徴とするスポーツの総称である.スノーボードハーフパイプやビッグエアはオリンピック種目として採用され,スケートボードも選考中である.本研究ではハーフパイプ,ビッグエアランプでのスケートボードなどの滑走を,複数のGPS付き慣性センサで動作計測および,時系列データ分析にもとづく,種目・技能レベルの判定や,段階的トレーニング指針の提案例を報告する.

  • 寺本 篤史, 小山 貴之, 山口 智志, 北村 ちひろ, 房川 祐頼, 塩泡 孝介, 池上 史郎, 辛 寿全, 大内 洋
    日本臨床スポーツ医学会誌
    2023年 31 巻 3 号 384-385
    発行日: 2023/08/31
    公開日: 2024/03/13
    ジャーナル フリー
  • 海妻 径子
    女性学
    2021年 28 巻 112-116
    発行日: 2021/03/31
    公開日: 2022/04/01
    ジャーナル フリー
  • スポーツツーリズムの資源としての「ニュースポーツ」の可能性とは?
    市井 吉興
    観光学評論
    2020年 8 巻 1 号 71-83
    発行日: 2020年
    公開日: 2022/10/29
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は、「ニュースポーツ」やサーフィン、スノーボード、スケートボードなどの「ライフスタイルスポーツ」に注目し、これらがスポーツツーリズムの資源として可能性があるのか、否かを検討することにある。本稿執筆中の2019年9月、ラグビーワールドカップが日本で開催された。また、2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、2021年にはワールドマスターズゲーム関西が開催される。まさに、この3年間は「ゴールデン・スポーツイヤーズ」(間野, 2015)と称されている。しかし、当然のことながら、このような国際的なスポーツメガイベントが定期的に日本で開催されるわけではない。それゆえに、私たちは「ポスト・ゴールデン・スポーツイヤーズ」のスポーツツーリズムを構想する必要に迫られている。しかも、このような課題に応えるには、スポーツツーリズムの資源となる「スポーツ」の検討が求められている。まさに、スポーツツーリズムの資源としての「スポーツ」を問い直すことは、近代スポーツへの批判やオルタナティブの提示となるとともに、インバウンド頼みのスポーツツーリズムへのオルタナティブの提示とも関連すると思われる。
  • -頭部装着型小型カメラを用いた試み-
    梅﨑 さゆり, 野村 照夫, 来田 宣幸
    人間工学
    2014年 50 巻 Supplement 号 S400-S401
    発行日: 2014/06/05
    公開日: 2014/09/05
    ジャーナル フリー
  • 佐々木 誠
    日本機械学会誌
    2008年 111 巻 1075 号 514-515
    発行日: 2008/06/05
    公開日: 2017/06/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 武田 友孝
    日本臨床スポーツ医学会誌
    2024年 32 巻 2 号 208-212
    発行日: 2024/04/30
    公開日: 2024/07/04
    ジャーナル フリー
  • ―カンタン=ブローの「預言」への一考察―
    市井 吉興
    スポーツ社会学研究
    2022年 30 巻 1 号 7-23
    発行日: 2022/03/30
    公開日: 2023/04/26
    ジャーナル フリー
     本稿の目的は、国際オリンピック委員会によるライフスタイルスポーツのオリンピックへの取り込み(co-option)をめぐるカルチュラルポリティクスに注目し、ライフスタイルスポーツがオリンピックとの関連で避けることのできない「コンフリクト」について、検討を試みることにある。
     このコンフリクトとは、ライフスタイルスポーツがオリンピックに取り込まれるとき、ライフスタイルスポーツが、ヘニング・アイヒベルグ(Henning Eichberg)が述べた「業績達成型スポーツ(achievement sports)」という近代スポーツのイデオロギーとの「同一性」を求められることである。以下に、本稿の議論のプロセスを簡潔に示したい。
     第1章では、ライフスタイルスポーツが「業績達成型スポーツ」という近代スポーツのイデオロギーへの「抵抗」や「オルタナティブ」といった独自のスポーツ文化を掲げて誕生、発展してきた意義を、改めて確認する。
     第2章では、ライフスタイルスポーツがIOCによるオリンピックへ取り込まれるプロセスを、2014年12月にIOC総会で決議された「オリンピック・アジェンダ2020」の前後でのカルチュラルポリティクスの違いに注目する。
     第3章では、ライフスタイルスポーツがオリンピックに取り込まれるとき、ライフスタイルスポーツが近代スポーツのイデオロギーとの「同一性」を求められることで生じる「コンフリクト」について検討を試みる。この問題を検討する際、テオドール・アドルノ(Theodor Adorno)が『否定弁証法』(1966=1996)において深化させた「物象化」概念を援用したアントワーヌ・カンタン=ブロー(Antoine Cantin-Brault) のスケートボード分析に注目したい。
     カンタン=ブローは「スケートボードが2020年にオリンピック種目になる可能性があることは、スケートボードの物象化の最後の一撃となることは間違いないだろう」[Cantin-Brault, 2015: 65]と述べたが、彼の「預言」をどのように解釈するのかが、2020東京オリンピック後のライフスタイルスポーツのあり方とも関わることになると考える。
  • 城 達也
    大阪経大論集
    2022年 73 巻 4 号 151-179
    発行日: 2022/11/15
    公開日: 2022/11/30
    ジャーナル フリー
  • スポーツ・身体と科学技術のサイエンス・カフェ
    坂 なつこ
    スポーツ社会学研究
    2015年 23 巻 1 号 3-6
    発行日: 2015/03/30
    公開日: 2016/06/03
    ジャーナル フリー
  • 中野 大希
    体育・スポーツ哲学研究
    2024年 46 巻 1 号 95-98
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/01
    ジャーナル フリー
  • 栗木 雅夫
    加速器
    2022年 19 巻 2 号 78-85
    発行日: 2022/07/31
    公開日: 2022/08/01
    ジャーナル フリー

    The fourth International School on Beam Dynamics and Accelerator Technology (ISBA21) was held for seven days from February 21 to February 27, 2022. In addition to the regular lectures, student self introductions, a virtual accelerator tour and a virtual excursion were conducted as unique event at the online school. This was the fourth ISBA, and it was a milestone for the parent program, IINAS, which has just terminated. In addition, we would like also to discuss the future of the International Accelerator School.

  • 原 祐一, 高井 昌吏, 市井 吉興, 髙橋 義雄, 松田 恵示
    年報 体育社会学
    2021年 2 巻 93-118
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/14
    [早期公開] 公開日: 2021/03/01
    ジャーナル フリー
  • 新井野 洋一
    日本地域政策研究
    2021年 27 巻 12-17
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/01/20
    ジャーナル フリー

    This article studied the direction of discussions on the Olympic legacy. Expectations for future discussions are as follows: (1) Discussion that understands the idea of the Olympic legacy. (2) Discussion without competition between local governments. (3) Discussions that are not passive. (4) Discussions that are conscious of propagation to society. (5) Discussion starting from negative legacy. I also hope that top athletes will participate in the discussions on their own initiative.

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