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クエリ検索: "サンドラ・ヘフェリン"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • スティーブン マーフィ重松
    異文化間教育
    2014年 40 巻 85-96
    発行日: 2014/08/31
    公開日: 2020/05/19
    ジャーナル フリー

    Despite the rapid increase in the population of mixed ancestry people in Japan and the growth of narrative in academics there are still a limited number of studies which give voice to this experience. This paper is a narrative of an individual’s creative expression of finding a sense of home through exploring his own and others’ experiences through film. Semi-structured interviews were conducted in 2011 with the film producer and director, Masa Fox at several locations, Kyoto, Honolulu, and Tokyo. The interviews focused on understanding how he produced the film Found in Translation, in which he examines the position of people caught between myths and ideologies of a homogeneous, monoethnic nation and current trends toward a globalized society. The data is presented in a narrative and reflexive form in which the research process is a socially constructed world, with the researcher included in the body of their own research. This is an emerging genre that humanizes the lives of previously marginalized people.

  • SNSを介した「出会い」の場を事例に
    ケイン 樹里安
    年報カルチュラル・スタディーズ
    2017年 5 巻 163-
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/10/09
    ジャーナル フリー
    近年、着実に多文化社会へと移行しつつある日本社会において、「ハーフ」と呼ばれる 人々への社会的関心が増大している。呼応するように、特定のルーツおよびルートをもつ 「ハーフ」が直面する諸問題や支配的なメディア表象の変遷に着目した研究が登場しつつあ る。だが、いずれも端緒についたばかりであり、より経験的な水準で、「ハーフ」が直面す る問題状況やメディア表象と関係を切り結ぶ日常的な実践に照準した研究が求められてい る。そこで、本稿では、すぐれて現代的な現象であるSNS を介した「ハーフ」たちの「出 会い」の場に着目し、多様なルーツ/ルートをもつ「ハーフ」たちが織り上げる相互行為 秩序の様態に迫ることで、上述の課題に部分的に応えることを目的とする。具体的には、 SNS を介した「出会い」の場において、しばしば見受けられる「生きづらさ」を「笑い飛ばす」 実践とその実践をめぐって生起する成員の序列化と排除という出来事を中心的に取り上げ、 M. セルトーの「技芸をなすことArt de Faire」概念を手がかりとして考察を行う。一見する と、相互行為秩序の規範をめぐる普遍的な出来事であり、いかにも現代的な若者文化らし い特徴を備えた振る舞いだとして素朴に解釈され、見過ごされかねないほどきわめて「平凡」 な振る舞いが、実際にはマイノリティの社会的身体に密接に関連した緊張をはらんだ技芸 にほかならないことを示す。現代日本社会において生起する多文化状況における、コンヴィ ヴィアリティのありようを批判的に探索するためには、マイノリティの技芸とそれがもた らす序列化と排除の機制に照準した経験的研究の蓄積が必要であることを、本稿を通して 示唆したい。
  • -2023 顔学会発表での報告と新たな課題-
    富田 知子, 佐藤 亮太, 阿部 高広
    山野研究紀要
    2023年 31 巻 65-69
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/04/23
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    日本顔学会は、1995年、顔に関する研究の発展を期し、「顔学」の普及を図ることを目的に発足した。1) 従来の専門化・細分化してきた研究の流れとは逆の、統合化・総合化の動きとして捉えることができる、多様な分野の研究者で構成されている。本学では開学当初、化粧を教授する教員が学会員として参加し、その後、美容師養成に関わる教員も参加し、今に至っている。本年度、本学からは佐藤・阿部が参加して発表を行った。今回の発表は、美容技術理論の一部である美容デザインの内容から、ヘアスタイルの顔への影響について、調査報告するものである。髪型の顔への影響は疑念の余地がない。しかしながら、ヘアスタイルについての調査報告は少なく、今後も継続して調査を行うことは、美容師養成における教育にとって有益であると考え得る。ここでは、学会での発表の内容と、錯視などの専門家の助言から得た課題について報告する。
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