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クエリ検索: "シジュウカラガン"
64件中 1-20の結果を表示しています
  • 横田 義雄, 西出 隆
    山階鳥類研究所研究報告
    1974年 7 巻 3 号 309-323
    発行日: 1974/06/30
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    宮城県伊豆沼で越冬したマガン,ヒシクイ,
    シジュウカラガン
    及びハクガンが,春の渡去に際し,奥羽山腹を越えて秋田県八郎潟水田に下り採餌休息を行なったのち,更に北帰の旅に出発した事実を明らかにした。
    日本の本州の東北地方において,太平洋側で越冬した雁の群が,渡去時に奥羽山腹を越えて日本海側に移動することは,従来の文献に記載がないと思われるので,新知見として報告する。
  • 呉地 正行, 平泉 秀樹

    1981年 29 巻 4 号 147-148
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    宮城県北部に位置する伊豆沼湖沼群で1979年10月21日に,1羽の
    シジュウカラガン
    Branta canadensis をマガン群中に発見した.この鳥は,形態的特徴がその1亜種ヒメ
    シジュウカラガン
    B.c.minima と一致し,分布資料なども検討した結果,同亜種であることに間違いないと推定した.この個体は翌年3月2日まで同地に滞在した.この亜種の記録は本邦では2度目のものである.
  • 佐藤 ひろみ
    日本鳥学会誌
    2018年 67 巻 1 号 143-147
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/11
    ジャーナル フリー
    電子付録
  • 石塚 徹
    BINOS
    2016年 23 巻 89-92
    発行日: 2016/11/01
    公開日: 2017/11/03
    ジャーナル オープンアクセス
  • 黒田 長禮

    1952年 13 巻 61 号 4-9
    発行日: 1952年
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    I reported a specimen of Branta taken in Japan preserved in the British Museum of Natural History, London and identified it with some doubt to be Branta minima (cf. Tori, no. 26, pp. 2-3, 1928). Recently Mr. Robert A. Coombes of Tring Museum kindly examined this skin (Brit. Mus. Reg. 1894. 8. 12. 24) on my behalf and informed that it belongs to B. c. minima, obtained in Yokohama (coll. by H. Pryer). On the other hand B. c. leucopareia and B. c. asiatica were also recorded as occurring Japan. I, however, incline to think because the Japan-taken specimens of canadensis examined by me all have a white neck ring (4.5-19mm. in width) that subspecific identification of these specimens should be leucopareia. This race has individually variable wing length measurements (cf: Hellmayr & Conover, 1948) and asiatica should become a synonym of leucopareia.
  • 加藤 ゆき
    神奈川自然誌資料
    2009年 2009 巻 30 号 93-95
    発行日: 2009年
    公開日: 2022/04/22
    ジャーナル フリー
  • 石狩平野の雁
    横田 義雄, 星子 廉彰, 武石 全慈, 西出 隆
    山階鳥類研究所研究報告
    1976年 8 巻 1 号 38-52_2
    発行日: 1976/03/31
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    昭和50年4月下旬に,北海道の石狩平野西北部でマガン約4,000羽の群とそれにまじる2羽の
    シジュウカラガン
    を発見し,この雁群は秋田県八郎潟から飛来したものであることを証明した。これによって宮城県伊豆沼で越冬する雁の群は,春の渡去の途中で第1中継地として秋田県八郎潟の水田に,第2中継地として北海道石狩平野の水田に下りて採餌及休息をすることが明らかにされた。この事実は在来の文献に記載がなく,又日本の雁の保護を考える上に資料として役立つと思われるので,ここに報告する。
  • 横田 義雄, 呉地 正行, 大津 真理子

    1982年 30 巻 4 号 149-161
    発行日: 1982/03/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    日本のガンは,明治維新まではかなり多かったと思われるが,狩猟の圧力と農工業の発展に伴う生息環境の悪化により,羽数が減少の一途をたどり,1960-1970年頃には10,000羽以下(表5)となった.1971年にガン類はすべて狩猟禁止となった.1980年現在の渡来数は10,000-15,000羽(表2)で,そのうちマガンは約60%,ヒシクイは約35%,コクガンは約5%である.
    シジュウカラガン
    は1970年以降は伊豆沼で毎年1-3羽,カリガネも1975年以降伊豆沼で毎年数羽見られているが, ハクガン,サカツラガン,ハイイロガンは日本では稀である(表4).
    日本のガンの越冬地は9か所で,うち3か所はコクガンの越冬地である(図1).残りの6か所はマガンとヒシクイの越冬地で,太平洋岸にあるのは宮城県伊豆沼(ガンの最大羽数の渡来地)1か所である.他の5か所は日本海岸にあり,羽数は少ない(表2).渡りの中継地は13か所で,うち11か所は北海道にある(図1).渡りのコースは図3,4,5に示した.
    毎年9月下旬に渡来し始め,10-11月に最大羽数となり,3月に渡去を開始し,3月下旬から4月に北海道に集結し4月末から5月初めに日本を離れる.
    日本のガンの最大羽数カウントは,12月の上•中旬頃,降雪期の前がよい.降雪によりガンが分散するため有効なカウントが困難になるためである.
    マガンとヒシクイの採食する植物は,水田の籾(落穂,落籾),畦の雑草,ヒシ(Trapa)やマコモ (Zizania),その他の水生植物である.コクガンはアマモ(Zostera),アオノリ(Enteromorpha),養殖ノリ(Porphyra)を食い,陸上採餌はしない.
    日本のガンの羽数減少は明治以来進行していたが,第2次世界大戦以後の1950-1970年間に急減したことは注目に価する.これは日本のガンの特徴と言ってよく,根本的な保護対策が望まれる.
  • 西出 隆, 小笠原 暠
    山階鳥類学雑誌
    2013年 45 巻 1 号 59-64
    発行日: 2013/09/30
    公開日: 2016/03/24
    ジャーナル フリー
    By the 1940s, the Snow Goose Anser caerulescens was considered to be extinct in Japan. From 1970 to 1993, it was recorded as an irregular visitor in Honshu, while from 1969 to 1991 twelve geese were recorded in Hokkaido. In 1993, an international project was carried out to restore the Far East population of the Snow Goose. We had monitored the number of Snow Geese at Ogata Reclaimed Land, Akita Prefecture, for 40 winter seasons from 1971/72 to 2010/11. This species had been recorded as an irregular visitor until the 1990/91 season. Since 1993, when the restoration project started, this species has been recorded regularly, and the number of individuals has shown a general increase, reaching 39 individuals in 2010/11. They were observed mainly along the west channel of Hachiro-gata, and 728 foraging sites were recorded in this area.

  • 1973年 22 巻 93-94 号 53
    発行日: 1973年
    公開日: 2008/09/11
    ジャーナル フリー

  • 1969年 19 巻 87 号 107-108
    発行日: 1969年
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 井川 マリジョー, 井川 浩
    山階鳥類学雑誌
    2011年 43 巻 1 号 47-56
    発行日: 2011/09/30
    公開日: 2013/09/30
    ジャーナル フリー
    2006年春,北海道で1羽の野生カナダガンが観察された。著者らは,計11回にわたる観察の結果,この個体が亜種チュウカナダガンBranta canadensis parvipesである可能性がきわめて高いと判断した。日本ではこれまで一度も公式報告例のないチュウカナダガンの同定過程を報告する。同時に,北海道の南と北端に位置する,この個体が利用した渡りの中継地点2か所,他種ガンとの関係,および北海道における滞在期間を報告する。
  • 黒田 長禮

    1968年 18 巻 85 号 392-405
    発行日: 1968/10/20
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    The present article includes nearly all known localities of the distribution of nineteen species and subspecies of geese, swans and shelducks found in our country. In recent years (1964 and 1965), we have two interesting sight records of stragglers, Anser albifrons gambelli and Anser canagicus, which were observed at Fukuda-machi, near Sendai City. There is an older record (1925?) of A. albifrons gambelli obtained at Teganuma, Chiba Prefecture and kept in my pond, is also added.
  • 落合 謙爾
    日本野生動物医学会誌
    1996年 1 巻 2 号 55-69
    発行日: 1996年
    公開日: 2018/05/05
    ジャーナル フリー
    The present review summarizes the current information on the lead poisoning of waterfowl with special attention to that occurred in Japan. The reviewed items are concerning with the incidence of the toxic disease, source of lead toxicity and ecological and environmental factors, absorption of lead and other relevant, susceptibilty to toxicosis, clinical signs, pathology, and diagnosis involving interpretation of chemical analysis. The pathological lesions associated with lead poisoning of waterfowl vary considerably depending upon the degree of toxicity present. The present reviewed information show that any conclusive diagnosis of lead poisoning should be based upon a combination of clinical, pathological, and analytical findings.
  • 小川 由貴
    ワイルドライフ・フォーラム
    2022年 27 巻 1 号 15-17
    発行日: 2022年
    公開日: 2024/05/30
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 日本鳥学会誌
    2022年 71 巻 1 号 55-56
    発行日: 2022/04/22
    公開日: 2022/05/11
    ジャーナル フリー
  • 神奈川自然誌資料
    2009年 2009 巻 30 号 Contents-
    発行日: 2009年
    公開日: 2022/04/22
    ジャーナル フリー
  • 竹丸 勝朗, 小笠原 〓
    山階鳥類研究所研究報告
    1967年 5 巻 1 号 85-91
    発行日: 1967/06/30
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    宮城県,伊豆沼,内沼における鳥類の調査を1967年1月から3月及び1965年11月から1966年3月までの2冬期間に,特に水鳥を中心に行なった。
    両沼周辺で観察された鳥類は25科69種1亜種で,そのうち,留鳥28種,冬鳥35種1亜種,漂鳥3種,旅鳥3種となっている。そのうち,38種が水鳥及び水辺の鳥である。
    このうち,マガン(Anser albifrons)は特に多く,1,500羽以上,オオハクチョウ(Cygnus cygnus)は,1966年2月17日に460羽内外で,近年の最高値を示した。ハクチョウ(Cygnus columbianus)は1966年,1月1日に109羽を数え,その後2月初旬には50羽内外に減じていた。
    また比較的数の多い種としては,ヒシクイ(Anser fabalis)が50羽内外,カワアイサ(Mergus merganser)が1965年1月17日に200羽円外,ミコアイサ(Mergus albellus)が20羽内外それぞれ認められた。
    その他珍らしい種として,ハクガン(Anser caerulescens)が1965年2月24日から3月17日までに1羽,
    シジュウカラガン
    (Branta canadensis)が1965年2月25日に1羽,カリガネ(Anser erythropus)が1966年2月18日に1羽,それぞれ観察され,ハイイロチュウヒ(Circus cyaneus)は1965年2月24日と1966年3月22日に各1羽,オジロワシ(Haliaeetus albicilla)は時々みられ,オオマガン(Anser albifrons gambelli)は伊豆沼で1966年2月18日にはじめて記録された。この種は,1925年千葉県手賀沼及び仙台市福田町で,1964年12月につぐ3度目の記録である。
    さらに伊豆沼,内沼における生態的知見として,主な水鳥の冬期における滞在期間及び分布,移動行動についての概要について記載した。
  • サイエンスウィンドウ編集部
    サイエンスウィンドウ
    2011年 4 巻 7 号 1-36
    発行日: 2011/02/01
    公開日: 2019/04/11
    解説誌・一般情報誌 フリー

    サイエンスウィンドウ2011早春号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。

    https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/12

    目次

    【特集】 地図が伝える私たちの世界

    p.06 地図と出会う ──地図と測量の科学館──

    p.08 伊能忠敬「歩いて確かめたこの国の姿」

    p.12 海図「船の安全と針路の導き役」

    p.14 GPS「身近になったナビ」

    p.16 ものの見方を変える地図

    p.20 オーサグラフ「行き止まりのない世界観」

    p.22 地図に関するさまざまな情報

    【連載】

    p.02 似姿違質:シロウオ VS シラウオ

    p.18 人と大地:フナフチ環礁(ツバル)

    p.23 サイエンスのお仕事図鑑:海底の動きを観測する海上保安庁の研究官

    p.24 いにしえの心:行基の持った立体感覚

    p.25 タイムワープ夢飛翔:大陸移動説/世界地図からひらめいた

    p.26 動物たちのないしょの話:

    シジュウカラガン
    (仙台市八木山動物公園)

    p.28 ふるさと食の楽校:明石焼 兵庫県明石市

    p.29 かがくを伝える舞台裏:『朝日小学生新聞』編集部を訪ねて

    p.30 イチから伝授実験法:大きな振り子でゆらゆら実験

    p.32 発見! 暮らしのなかの科学:見えない「ガス」の正体を探る

    p.34 せんせいクラブ

    p.36 人と大地:解説

  • 三上 かつら, 高木 憲太郎, 神山 和夫, 守屋 年史, 植田 睦之
    日本鳥学会誌
    2012年 61 巻 1 号 112-123
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/04/27
    ジャーナル フリー
    本研究では,渡り性の水鳥類の全国的な渡来地について,規模の大きな渡来地や希少種の渡来地が保護区域に指定されているか,日本に渡来するガンカモ類やシギ・チドリ類の生息に各渡来地がどのように寄与しているのかを解析し,重要な渡来地でありながら保護区域に指定されていない場所の抽出を行なった.河川湖沼の鳥の調査サイト84カ所のうち,35.7%が特別地域,22.6%が普通地域,41.7%が未指定であった.干潟の鳥の調査サイト152カ所のうち,10.0%が特別地域,24.7%が普通地域,66.7%が未指定地域であった.個体数,ラムサール基準値(一部フライウェイ基準値)を超えた種数に着目すると,河川湖沼の鳥が多数訪れるサイトは比較的保護されているが,干潟の鳥が多数訪れる場所については保護指定が遅れている状況が示された.また全ての渡来地を希少種の渡来数に対する寄与率で順位づけしたところ,希少種が多数渡来するサイトは限定的であり,全体的に渡来数数の多いサイトが少数あり,渡来数の少ないサイトが残り多数を占めるという傾向がみられた.したがって,ガンカモ類,シギ・チドリ類といった渡り性の水鳥が集団で生息する特性も考慮すると,保護区による保護が効果的であるといえる.今回検出された寄与率の高かったサイト(大授搦,曽根干潟,泡瀬干潟,宇佐海岸,大阪北港南地区,白川河口など)は優先的に保護区域に指定される必要があるだろう.
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