スズラン
花(Convallaria Keisukei Miq.)花ロウの成分をアルミナを用いての液体クロマトグラフィーで分離,検索して,ロウ成分としてノナコサン,mp68~69℃のロウ,バルミトン,トリアコンタノール,16-ヘントリアコソタノールを,精油成分としてはステアリン酸シトロネリル,-ゲラニル,-ベンジル,-シンナミル,酢酸シトロネリル,-リナリル,-ゲラニル,-ネリル,-ベジル,-フェネチル,-γ-フェニルプロピル,カプロン酸ベンジル,-シンナミル,アントラニル酸メチル,サリチル酸メチンル,ベンズアルデヒド,シトラール,シトロネロール,ネロール,ゲラニオール,リナロール,ベンジルアルコール,フェネチルアルコル,シンナミルアルコール,γ-フェニルプロピルアルコール,クレオゾールの存在を明らかにした。なおこの花精油には遊離の脂肪酸が約48%含まれており,酸成分としてはパルミチン醜,ステアリン酸,オレイン醜,リノール酸,リノレン酸の存在することが明らかにされた。
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