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クエリ検索: "スミスマシン"
10件中 1-10の結果を表示しています
  • *菊地 竜太, 菅野 昌明, 愛甲 竜雲, 松村 希良軌, 島 典広, 仲 立貴
    日本トレーニング指導学会大会プログラム・抄録集
    2024年 2024 巻
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/12/11
    会議録・要旨集 オープンアクセス
    【現場へのアイデア】
    スミスマシン
    ・ショルダープレスにおいて、バーベルを肩の高さに構え た姿勢から、肘関節を完全に伸展するまで挙上するフル可動域(Full)とバーベルをアゴの高 さに構えた姿勢から、肘関節が140°伸展するまで挙上するパーシャル可動域(Partial)で、 三角筋中部、僧帽筋上部、上腕三頭筋の筋活動量、および速度、パワー、フォースを比較した。 その結果、三角筋中部と僧帽筋上部についてはFullの方が高値を示した。また、速度、パワー はFullがPartialよりも高値を示したことから、ショルダープレスにおいてはFull条件でのト レーニングが推奨される。 【目的】ショルダープレスは、三角筋、僧帽筋上部、上腕三頭筋などが主働筋となるエクササ イズであり、専門書にはバーベルを肩の高さで構えた姿勢から肘関節が完全伸展するまでバー ベルを頭上に挙上することが示されている。しかし、近年SNSを通じてバーベルをアゴの高さ で構え、挙上時は肘関節を完全伸展させないように行う方が主働筋は常に張力を発揮し続けて いることから、高い効果が得られるといった情報が発信されている。そこで本研究ではスミス マシン・ショルダープレスにおける可動域条件の違いが主働筋の筋活動量、および速度、パワ ー、フォースに及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。 【方法】レジスタンストレーニング経験を有する男子大学ラグビー選手7名(19.9±1.1歳)を 対象に、
    スミスマシン
    で行うショルダープレスをFull、およびPartialそれぞれの最大挙上重 量(1RM)の70%の負荷を用いて、2条件ともに3回行った。挙上動作は最大速度で、下降動作 は2秒で行うように指示した。表面筋電図を用いて、3部位の被験筋の筋活動量を測定し筋活動 量の指標としてRMS%MVCを算出した。また、GymAware(Kinetic Performance社製)を用いて速度、 パワー、フォース(いずれも平均とピーク)を測定した。2条件の比較には対応のあるt 検定 を行った(p < 0.05)。また、サンプル数に影響されない2条件間の差の大きさを比較するた めに効果量(ES)を算出した。 【結果】ショルダープレス1RMは、PartialがFullよりも有意に高かった。三角筋中部、僧帽筋 上部、上腕三頭筋のRMS%MVCは、2条件すべての被験筋で有意差は認められなかったが、三角筋 中部(ES=0.53)と僧帽筋上部(ES=0.50)は、いずれも中程度の差が認められFullの方が高値 を示した。上腕三頭筋の筋活動量は2条件で類似していた。また、平均速度、ピーク速度、平 均パワーはFullがPartialより有意に高値を示した。ピークパワーは有意ではないものの、ES は大きな差が認められFullの方が高かった(ES=0.86)。平均フォースはPartialがFullよりも 有意に高く、ピークフォースについては差が認められなかった。挙上開始から終了までのバー ベルの移動距離(LD)はFullがPartialよりも有意に大きかった。 【考察】本研究では、FullがPartialよりも三角筋中部と僧帽筋上部の筋活動量、および速度や パワーが高値を示した。一方、平均フォースでPartialが高かった要因は、両条件の1RMの有意 差に伴う実験時の負荷が影響を及ぼしていると考えられる。それにもかかわらずピークフォー スは2条件間に差が認められないことから、長期的なフル可動域でのショルダープレストレー ニングは神経・筋機能の優れた適応を引き出す可能性が示唆された。
  • *内野 公平, 菊池 さやか, 齋藤 未花, 望月 佑季奈, 本間 洋樹, 菊池 直樹
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2023年 73 巻 2a401-04-02
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/12/01
    会議録・要旨集 フリー

    【背景】Velocity Loss Cut off(VLC)法は、挙上速度の低下に基づきセット中の回数を規定する方法である。特にパワー向上を目的とした場合、速度閾値10%(VLC10)が有効であることが近年のレビューによって明らかにされている(Weakley et al 2020)。一方、VLC法ではセット内の初速からの低下を基準に回数を設定しているが、各セットの挙上速度は負荷や休息時間により大きく異なることが問題となる。 【目的】本研究の目的は、VLC法を用いたレジスタンスエクササイズにおける負荷および休息時間の違いが各セットの挙上速度に及ぼす影響を検討することである。 【方法】対象者は成人5名(男性4名、女性1名)とし、クロスオーバーデザインで行った。 エクササイズは

    スミスマシン
    を用いたパラレルスクワットとして、最大挙上重量(1RM)を測定後、85%1RMセット間休息3分または5分(85%3分、85%5分)、70%1RMセット間休息3分または5分(70%3分、70%5分)で4セット行った。各セットは速度が10% 低下した時点で終了とし(VLC10)、エクササイズ中の平均速度(MV)を測定した。 【結果】1セット目の最大速度(PV)は85%1RM:0.53±0.04m/s、70%1RM:0.63±0.05m/sであった。しかし、4セット目のPVは1セット目より70%3分:-4.8%、70%5分:-3.4%、85%3分:-8.0%、85%5分:-7.6%減少した。また、1セット目におけるPVからVLC10の速度閾値を下回った反復回数は、全体の回数に対して、70%3分:43%、70%5分:30%、85%3分:45%、85%5分:46%であった。 【結論】70%1RMより85%1RMで最大速度の減少が大きかった。また、70%1RMでは、3分に対し5分の休息時間でより速い速度を維持した。

  • 吉田 麗玖, 増村 侑希, 笠原 一希, 村上 優太, 佐藤 成, 中村 雅俊
    新潟医療福祉学会誌
    2023年 22 巻 3 号 71-77
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー HTML

    本研究の目的は、異なる角度のインクラインベンチプレスにおいて、大胸筋の鎖骨部・胸肋部、三角筋前部線維、上腕三頭筋の筋活動の違いを明らかにすることである。対象はレジスタンストレーニングの経験がある健常成人男性16名とした。相対重量として各傾斜角度における1RMの70%の重量、絶対重量として40kgを負荷として設定し、各傾斜角度において筋電図測定を行った。結果は70%1RM条件にて、大胸筋胸肋部で傾斜角度の増加により有意に筋活動が減少した。一方、他の部位では、各傾斜角度において筋活動に有意な差は認められなかった。また、40kgの条件では、大胸筋鎖骨部、三角筋前部では傾斜角度の増加により筋活動は増加し、大胸筋胸肋部では筋活動が減少した。本研究の結果、70%1RMの重量において、フラットベンチプレスが4筋に高い筋活動を生じさせる最も効率的な種目であると示唆された。一方、同じ重量を用いた場合、20°、40°、60°のインクラインベンチプレスにおいて大胸筋鎖骨部の高い筋活動を生じさせる種目であると示唆された。

  • 笹代 純平, 大石 益代, 岡元 翔吾, 深見 和矢, 清水 怜有, 半谷 美夏, 石毛 勇介, 中嶋 耕平
    Journal of High Performance Sport
    2022年 10 巻 95-106
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/02/08
    ジャーナル オープンアクセス
    The Total Conditioning Support Program (TCSP) provides comprehensive medical/scientific support concurrently in multiple disciplines (rehabilitation, nutrition, psychology, high performance gym, and training gym) to athletes who need rehabilitation due to sports injury or illness. The goal is to accelerate the return to play and improve upon the pre-injury performance level. We provided support through the TCSP to a para-alpine ski racer following an anterior cruciate ligament reconstruction. A multi-disciplinary collaborative approach was followed to implement interventions to strengthen muscles in addition to those of the affected leg and improve the aerobic and anaerobic capacity using ergometers. As a result, the athlete was able to compete again after confirming the effectiveness of the training exercises. Thus, multi-disciplinary collaboration was able to resolve problems such as lack of expertise and time constraints that usually arise in a single rehabilitation approach.
  • 柳澤 修, 金岡 恒治, 松永 直人, 安達 玄, 押川 智貴
    デサントスポーツ科学
    2022年 42 巻 113-121
    発行日: 2022/06/20
    公開日: 2023/04/09
    ジャーナル フリー

    研究は,MRIを用いて高負荷スクワット運動が腰椎椎間板に与える力学的ストレスを評価するとともに,そのストレスの程度が個人の腰椎前弯角,体幹筋の横断面積および下肢柔軟性と関連を示すのかを検証することを目的とした.男女13名を対象に,スクワット (最大挙上重量の80%の重り,8回5セット) 前後で,腰椎のMRI拡散強調像を取得し,各椎間板のapparent diffusion coefficient値 (ADC;髄核内の水の動きを評価) を算出した.加えて,MRIを用いて腰椎前弯角と体幹筋の横断面積を算出するとともに,股関節屈曲と足関節背屈の関節可動域を計測した.スクワット運動後にL4/5ならびにL5/S1の椎間板は有意なADC値の低下を示したが,それらの変化は腰椎前弯角,体幹筋の横断面積および下肢柔軟性と有意な相関を示さなかった.高負荷スクワット運動は下位の腰椎椎間板に力学的なストレスを与えやすいが,そのストレスは個人の腰椎前弯角,体幹筋の横断面積および下肢柔軟性と関連性をもたなかった.

  • 菅野 昌明, 大久保 幹太, 水川 真衣, 堀 優月, 島 典広, 仲 立貴
    トレーニング指導
    2023年 6 巻 1 号 3-8
    発行日: 2023/10/31
    公開日: 2024/03/15
    ジャーナル フリー
    本研究は中負荷のジャンプスクワット(JSQ)のエキセントリック(ECC)の各変数がコンセントリック(CON)のジャンプパフォーマンスに及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。対象者は、大学ラグビー部に所属する選手15名とした。スクワット最大挙上重量(SQ1RM)の30%、50%の負荷を用いてECC速度2秒(ECC2s)とECC主観的最大速度(ECCMax)の2条件でJSQを行いCONの跳躍高、いずれも平均とピークの速度、パワー、フォース、およびRate of force development(RFD)を計測した。ECCMaxはECC2sと比較してCONの跳躍高、および平均とピークの速度、パワー、フォース、RFDが有意に高値を示した。したがって、中負荷JSQにおいてECC局面の速度が速い方がCON局面のパフォーマンスを増加させることが明らかになった。
  • 黒澤 亮介, 佐藤 桃子, 髙橋 宙丸, 大野 隆成
    岐阜県スポーツ医科学研究
    2021年 1 巻 5-11
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/08
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 体力科学
    2005年 54 巻 6 号 635-644
    発行日: 2005年
    公開日: 2007/01/12
    ジャーナル フリー
  • 砂川 力也, 福地 修也
    トレーニング指導
    2024年 7 巻 1 号 3-10
    発行日: 2024/12/31
    公開日: 2025/04/25
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は、ベンチプレスにおける最大挙上重量(1RM)の体 重比に着目し、最大筋力と最小速度閾値(MVT)との関連性を 明らかにすることを目的とした。健常な男女大学生189名を対象 にベンチプレス1RM測定を実施した。その結果、ベンチプレスの 相対強度と平均速度との間には、非常に強い負の相関関係が認 められ、1RM体重比とMVTの間には、弱い負の相関関係が認 められた。また、1RM体重比の上位群と下位群を比較した結果、 1RM体重比は、上位群が下位群より有意に大きく、MVTは、上 位群が下位群より有意に小さかった。さらに両群において相対強 度と平均速度との間には、非常に強い負の相関関係が認められ、 それぞれ回帰式が得られた。このことから、ベンチプレスでの相 対強度と平均速度の関係は、極めて安定した値であることが明 らかとなり、MVTは、トレーニング熟練度の要因の影響を受ける 可能性が示唆された。
  • 田村 尚之, 高橋 佐江子, 堀田 泰史, 笹代 純平, 大石 益代, 安田 純, 亀井 明子, 元永 恵子, 高井 恵理, 立谷 泰久, 江田 香織, 實宝 希祥, 浅野 友之, 栗林 千聡, 遠藤 拓哉, 谷内 花恵, 阿部 成雄, 山下 大地, 中嶋 耕平
    Journal of High Performance Sport
    2022年 9 巻 24-39
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/02/08
    ジャーナル オープンアクセス
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