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  • 経営学輪講シリーズ「組織ルーチンはどのように創られ、維持され、変化するのか―Howard-Grenville et al. (2016)」序論―
    稲水 伸行, 生稲 史彦
    赤門マネジメント・レビュー
    2023年 22 巻 2 号 35-42
    発行日: 2023/04/25
    公開日: 2023/04/25
    ジャーナル フリー

    本稿は、経営学輪講シリーズ「組織ルーチンはどのように創られ、維持され、変化するのか―Howard-Grenville et al. (2016)」の導入として、組織ルーチン論のプロセス学派のルーチン観と世界観を概説する。特に、March and Simon (1958) とNelson and Winter (1982) のルーチン観と世界観と対比させながら、プロセス学派は、組織ルーチンを組織メンバーの行為から独立して存在するものではなく、組織メンバーの相互作用の結果として創発される現象として捉えていることを示す

  • 経営学輪講シリーズ「組織ルーチンはどのように創られ、維持され、変化するのか―Howard-Grenville et al. (2016)」:総括
    稲水 伸行, 生稲 史彦
    赤門マネジメント・レビュー
    2025年 24 巻 2 号 43-52
    発行日: 2025/04/25
    公開日: 2025/04/25
    [早期公開] 公開日: 2025/04/07
    ジャーナル フリー

    本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) に関する輪講シリーズを総括し、組織ルーチン論のプロセス学派の貢献と課題、さらなる発展可能性について論じる。プロセス学派は、ルーチンを単なる構成概念としてではなく、相互依存的な行為から創発する具体的な現象として捉え、組織の変化と安定を統合的に説明しようとする。しかし、実証研究においては、ミクロ・マクロ・ループを適切に捉えること、遂行的側面と直示的側面の関係を明確化すること、そして経営学的インプリケーションを強化することが課題となる。本稿では、Weickの組織化理論や集合的マインドの概念との接合を通じ、ルーチン研究をより実証的かつ理論的に発展させる可能性を探る。

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