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クエリ検索: "ソメイヨシノ" 曲
14件中 1-14の結果を表示しています
  • 続 ソメイヨシノの起原
    竹中 要
    植物学雑誌
    1965年 78 巻 926-927 号 319-331
    発行日: 1965年
    公開日: 2006/10/31
    ジャーナル フリー
    1)
    ソメイヨシノ
    の実生の成樹の内約130株について, この外部形態を調査した. 典型的のオオシマザクラとエドヒガンとに入れらるべきものを極く少数生じ, 大多数のものは両者間を連続的につなぐ形質分布を示すものであった. またその中には
    ソメイヨシノ
    型のものも少数出現した.
    2) オオシマザクラとエドヒガンの間の交配 F1で14株の成木を得た. これらは互の間に少しずつの差異はあるが, 形態的に見て, すべて
    ソメイヨシノ
    の範疇に入るものである. ただし
    ソメイヨシノ
    そのものよりは葉と花が大きく, 雄ずい数が多く, また1株を除いて他はすべて花色が薄かった.
    3) オオシマザクラとイトザクラとの交配 F1
    ソメイヨシノ
    よりも枝条が華奢であり, 葉と花が僅かに小さく雄ずい数が僅かに少なかった. 外見上
    ソメイヨシノ
    はオオシマザクラとイトザクラの F1 というよりもオオシマザクラとエドヒガンの F1 という方が, より適当に思われる.
    4) オオシマザクラと
    ソメイヨシノ
    との交配 F1で19株の成木を得た. これら19株は割合均一であった. オオシマザクラとエドヒガンの交配 F1 で,
    葉•がく•花梗の毛茸および花序の散形が優性であることを知ったが, この交配 F1 でも, それらが当てはまった.
    5)船原峠で発見したフナバラヨシノはソメイヨシに比べて葉と花が大きく雄ずい数が多い外は, すべて
    ソメイヨシノ
    と同じく, かつ
    ソメイヨシノ
    と同様に雑種強勢を示す. オオシマザクラとエドヒガンとの自然交雑によってできた F1 と考えられる.
    6) 熊本市で栽培されていたクラマザクラは
    ソメイヨシノ
    に比べて, 葉と花が大きく枝条に少し屈曲気味があるが, 他はすべて
    ソメイヨシノ
    と同じである. しかも著るしい雑種強勢を示す. このサクラもオオシマザクラとエドヒガンとの自然交雑によって生じ F1 と考えられる.
    7) 萩市で栽培されていたが現在は成木の見られないミドリヨシノは, 花色の白いという点だけ
    ソメイヨシノと異なり他の形質はすべてソメイヨシノ
    と同じである. これもまた徳川時代に伊豆あたりに生じたものが, ひろい上げられて庭園樹となったものと思われる.
    8) 著者も伊豆と房州その他で
    ソメイヨシノ
    の子孫と思われるものを少数発見したが, 分類学者によっても見いだされつつある. これらの中には
    ソメイヨシノ
    そのものの子孫もあろうが, その他, 過去において
    ソメイヨシノと同様にオオシマザクラとエドヒガンとの交配によって生じたソメイヨシノ
    ようのサクラがあって, それらからの子孫もあるであろう.
  • 行成 正昭
    やどりが
    2001年 2001 巻 188 号 50-53
    発行日: 2001/03/20
    公開日: 2017/08/19
    ジャーナル フリー
  • *森元 亜美, 向井 信彦, 小杉 信
    画像電子学会研究会講演予稿
    2010年 09-05 巻 09-05-25
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/09/01
    会議録・要旨集 認証あり
    道端や公園など身近に存在する草木の9種を対象とし、P型フーリエ記述子を用いて葉形状を表現することにより、これらを識別する手法を導いた。すなわち、葉の周囲形状を微小線分で近似し、各線分のΔx、Δyそれぞれ実数部、虚数部で表現するP型フーリエ記述子で表現し、これをフーリエ級数展開して得られた係数の実数部と虚数部を辞書とし、低域の第1項~5項を用いたとき平均識別率83.5%を得た。
  • —日台共同による樹木の診断治療・遺伝子資源の保護活動, 及びシンポジウムの開催—
    有賀 一郎
    樹木医学研究
    2012年 16 巻 4 号 191-196
    発行日: 2012/10/31
    公開日: 2021/03/30
    ジャーナル フリー
  • 有田 豊, 猪又 敏男, 池田 真澄
    やどりが
    1994年 1994 巻 159 号 2-29
    発行日: 1994/11/10
    公開日: 2017/08/19
    ジャーナル フリー
  • 前迫 ゆり, 和田 恵次, 松村 みちる
    植生学会誌
    2006年 23 巻 1 号 69-78
    発行日: 2006/06/25
    公開日: 2017/01/06
    ジャーナル フリー
      1. 奈良公園平坦域の森林植生においてニホンジカの樹皮剥ぎに関する調査を行い,シカの樹皮剥ぎを樹種選択,樹木のサイズ選択および空間的環境傾度との関係から検討した.
      2. 奈良公園において樹高1.3m以上の樹木39種1041本について樹皮剥ぎの有無などを調査した結果,31種352本で樹皮剥ぎが確認された(樹皮剥ぎの個体数比率33.8%,種数比率79.5%).
      3. シカの樹皮剥ぎ樹木に対する嗜好性の指標としてIvlevの選択性指数Eを算出した結果,サルスベリ,サンゴジュ,イヌマキ,アセビなどが正の選択性を,クロマツ,ケヤキ,ナンキンハゼ,シラカシ,イチョウ,イヌシデ,ウメなどが負の選択性を示した.
      4. 全調査樹木(樹高1.3m以上)において,シカによる樹皮剥ぎは小径木で行われる傾向が認められたが,樹種別にみた場合,樹皮剥ぎのサイズ依存性は認められなかった.
      5. 春日山原始林あるいは若草山からの距離と不嗜好性種群(E≤-0.3)の個体数比率との間には有意な正の相関が,逆に,市街地からの距離と不嗜好性種群の個体数比率との間には有意な負の相関が認められ,シカの樹皮剥ぎと空間的環境傾度との関係が示唆された.
  • 林寿則
    生態環境研究
    2009年 16 巻 1 号 71-75
    発行日: 2009/12/30
    公開日: 2018/04/10
    ジャーナル フリー
  • 小林 禧樹, 中川 吉弘
    植物分類,地理
    1989年 40 巻 5-6 号 181-189
    発行日: 1989年
    公開日: 2017/11/17
    ジャーナル フリー
    Since Parmelia tinctorum NYL. scarcely grown in the area fronting on the Japan Sea of Hyogo Prefecture, its distribution was investigated with relation to some meteorological factors. The Warm Index and the minimum temperature are not correlated to the distribution of P. tinctorum in the region concerned (Fig. 1). The lichen occurs only in the area where the maximum depth of annual snowfalls is less than about 50 cm, and the habitats increase in number with decreasing of snowfalls (Fig. 2). The authors infer that snowfalls would influence on the distribution of P. tinctorum on the basis of the data that the lichen scarcely occurs in the areas with the maximum depth of annual snowfalls over 50 cm, in the five prefectures, i.e. Hyogo, Tottori, Iwate, Akita and Yamagata Prefecture (Fig. 2-5). the lichen seems to be not adapted to an excessively wet condition caused by heavy snowfalls. The authors here propose the 50 cm equivalent line of the maximum depth of annual snowfalls is properly called "Parmelia tinctorum Line", as it corresponds well with the growth-limiting line of P. tinctorum (Fig. 6).
  • 矢ヶ崎 朋樹, 鈴木 邦雄
    生態環境研究
    2002年 9 巻 1 号 Body2-
    発行日: 2002/12/30
    公開日: 2018/04/10
    ジャーナル フリー
  • 原体験を取り入れた授業実践
    成田 章
    学校教育研究
    1998年 13 巻 268-282
    発行日: 1998/07/31
    公開日: 2017/07/27
    ジャーナル オープンアクセス
  • 片山 雅男
    夙川学院短期大学教育実践研究紀要
    2019年 2019 巻 13 号 21-32
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/04
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
     幼児は、日常生活においてさまざまな事物に触れながら、次第に数や量に関心を抱き、幼児にとっての数と量の概念を形成するようになる。幼児期にどのような形で数や量に接し、その性質を体得するかは、その後の抽象的な数量の概念の理解を大きく左右するものである。従って、保育者はその視点に立って幼児の数と量の指導に当たらなければならない。本稿は、「保育内容•環境I」の授業で行った「数と量の取り扱い」についての授業の実践報告である。授業の前半では、保育に必要な内容を幼児の数理解の発達過程に沿ってアンケート形式で確認した。数と量の概念に続いて、数指導で扱われる数詞や数唱、助数詞を受講生がどのように経験し、認識しているかを調べた。後半ではグループに分かれてアクティブラーニングを行った。幼児の身近にある菓子や積み木を利用し、それぞれの特性をどのように数と量の指導方法に結び付けていくのかを考察した。
  • サイエンスウィンドウ編集部
    サイエンスウィンドウ
    2018年 12 巻 4 号 1-38
    発行日: 2019/01/09
    公開日: 2019/01/09
    [早期公開] 公開日: 2018/12/20
    解説誌・一般情報誌 フリー
    電子付録

    目次

    特集 交わるアートとサイエンス

    p.04 テクノロジーで広がる アートの可能性

    p.06 デジタルとアナログの融合で 時空を超えて甦るクローン文化財

    p.11 映画の感動をすべての人に

    p.13 みんなで音を楽しもう♪

    p.15 VRで新しいアニメの表現を

    p.17 バイオアートで見えてくる 自然界の営み

    p.20 AIが創作をサポート アートがもっと楽しくなる!

    p.23 AI研究者とクリエイターが考える 「AIがアートをつくる未来」とは

    連載

    p.29 カガクのめばえ 第3回 細野 秀雄さん 東京工業大学フロンティア材料研究所教授、同元素戦略研究センター長

    p.33 観察法のイロハのイ 自然がつくった神秘の空間 鍾乳洞 後藤聡 日本洞窟学会会長

    p.36 Open the Window ~サイエンスウィンドウと子どもたち~ イラスト図解でヒトと動物の関係を理解する 大阪市立滝川小学校4年生

  • 赤羽 貞幸, 宮下 忠, 西沢 芳智, 山岸 猪久馬
    地学教育と科学運動
    1988年 17 巻 i-20
    発行日: 1988/05/05
    公開日: 2018/03/29
    ジャーナル フリー
  • 日置 佳之, 須田 真一, 百瀬 浩, 田中 隆, 松林 健一, 裏戸 秀幸, 中野 隆雄, 宮畑 貴之, 大澤 浩一
    保全生態学研究
    2000年 5 巻 1 号 43-89
    発行日: 2000/08/10
    公開日: 2018/02/09
    ジャーナル オープンアクセス
    東京都練馬区にある東京都立石神井公園周辺の1930〜40年代と1980〜90年代における生物相を50余点の文献から明らかにした.また,同地のランドスケープを地図と空中写真を用いて縮尺1/2,500で図化した.2つの年代間で生物相の比較を行ったところ,すべての分類群で種の多様性が顕著に低下していることが明らかになった.また,ランドスケープの変化を地理情報システムによって分析した結果,樹林地は比較的高い率で残存していたものの,草地,湿地は大きく減少し,水路などの流水域と湧水はほぼ完全に消失していた.開放水面の面積は微増し,市街地は大幅に増加していた.同地域における種多様性の変化要因を明らかにするためにギルド別の種数変化と生育(息)地の規模変化の関係を求めた結果,種数の変化は生育(息)地の規模変化に対応していることが認められた.また,ギルドによって,生育(息)地の分断化に対する抵抗性に差異が認められた.研究の結果,地域において種多様性を保全するためには,生育(息)地として機能するランドスケープ要素(生態系)の多様性を確保することが不可欠であることが示唆された.
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